測量士補試験の対策問題です。
合格のために活用してください。
問題
GIS
GISの活用
①GISを用いると、ベクタデータに付属する属性情報をそのデータの近くに表示することができる。【A:正しい・B:誤り】
②ベクタデータで構成されている地物に対して、その地物から一定の距離内にある範囲を抽出し、その面積を求めることができる。【A:正しい・B:誤り】
③GISでよく利用されるデータにはベクタデータとラスタデータがあり、ベクタデータのファイル形式としては、【A:GeoTIFF、PNG、JPEG・B:SHAPE、KML、GML】などがある。
④最短の避難経路の検討を行うため、ネットワーク化された道路中心線データを入手し、経路検索を行った。【A:正しい・B:誤り】
⑤土砂災害や雪崩などの危険箇所を推定するため、数値標高モデル(DEM)を利用して地形の傾斜を求めた。【A:正しい・B:誤り】
⑥住民への説明会用に、航空レーザ測量で得た数値表層モデル(DSM)を用いて、洪水で水位が上昇した場合の被害のシミュレーション画像を作成した。【A:正しい・B:誤り】
路線測量
⑦中心線測量とは、主要点及び中心点を現地に設置し、線形地形図データファイルを作成する作業をいう。線形地形図データファイルは、地形図データに主要点及び中心点の座標値を用いて作成する。主要点には役杭を設置し、中心点には中心杭を設置する。【A:正しい・B:誤り】
⑧中心線測量について、道路の実施設計において中心点を設置する間隔は【A:20m・B:25m】を標準とする。
⑨仮BM設置測量とは、縦断測量及び横断測量に必要な水準点(以下「仮BM」という。)を現地に設置し、標高を定める作業をいう。仮BMを設置する間隔は、【A:0.5km・B:1km】を標準とする。
⑩縦断測量とは、仮BMなどに基づき水準測量を行い、中心杭高や中心杭、地盤高などの標高を定め、縦断面図データファイルを作成する作業をいう。【A:正しい・B:誤り】
答え
①A:正しい
②A:正しい
③B:SHAPE、KML、GML
④A:正しい
⑤A:正しい
⑥A:正しい
⑦A:正しい
⑧A:20m
⑨A:0.5km
⑩A:正しい
復習・確認
①GISを用いると、ベクタデータに付属する属性情報をそのデータの近くに表示することができる。
②ベクタデータで構成されている地物に対して、その地物から一定の距離内にある範囲を抽出し、その面積を求めることができる。
③ラスタデータは、GeoTIFF、PNG、JPEGであり、ベクタデータの代表的なファイル形式は、SHAPE、KML、GML、Geo、JSONなどである。問題文中のTIFPは座標付きの画像データであり、航空写真などがこれにあたる。座標データを持つため地図に航空写真画像をはめ込むことができる。
④最短の避難経路の検討を行うため、ネットワーク化された道路中心線データを入手し、経路検索を行った。
⑤土砂災害や雪崩などの危険箇所を推定するため、数値標高モデル(DEM)を利用して地形の傾斜を求めた。
⑥住民への説明会用に、航空レーザ測量で得た数値表層モデル(DSM)を用いて、洪水で水位が上昇した場合の被害のシミュレーション画像を作成した。
⑦中心線測量とは、主要点及び中心点を現地に設置し、線形地形図データファイルを作成する作業をいう。線形地形図データファイルは、地形図データに主要点及び中心点の座標値を用いて作成する。主要点には役杭を設置し、中心点には中心杭を設置する。
⑧中心線測量について、道路の実施設計において中心点を設置する間隔は20mを標準とする。
⑨仮BM設置測量とは、縦断測量及び横断測量に必要な水準点(以下「仮BM」という。)を現地に設置し、標高を定める作業をいう。仮BMを設置する間隔は、0.5kmを標準とする。
⑩縦断測量とは、仮BMなどに基づき水準測量を行い、中心杭高や中心杭、地盤高などの標高を定め、縦断面図データファイルを作成する作業をいう。
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