合格!測量士補試験対策!〜復習・確認問題集32〜

測量士補

測量士補試験の対策問題です。

合格のために活用してください。

問題

地図編集

①建物が密集して全てを表示することができない場合は、取捨選択して表示することができる。【A:正しい・B:誤り】

②建物の形状が複雑な場合は、小さな凹凸を省略する等、現況との相似性を失わない範囲で形状を修飾して現況を理解しやすく総描する。【A:正しい・B:誤り】

GIS

③【A:ラスタデータ・B:ベクタデータ】は、地図や画像などを微小な格子状の画素(ピクセル)に分割し、画素ごとに輝度や濃淡などの情報を与えて表現するデータである。

GISの活用

④ネットワーク構造化されていない道路中心線データであっても、車両等の最大移動速度の属性を与えることで、ある地点から指定時間内で到達できる範囲がわかる。【A:正しい・B:誤り】

⑤50mメッシュ間隔の人口メッシュデータと避難所の点データを用いて、避難所から半径1kmに含まれるおおよその人口を計算することができる。【A:正しい・B:誤り】

⑥公共施設の点データに含まれる種別属性と建物の面データを用いて、公共施設である建物面データを種別ごとに色分け表示することができる。【A:正しい・B:誤り】

⑦浸水が想定される区域の面データと地図情報レベル2500の建物の面データを用いて、浸水被害が予想される概略の家屋数を集計することができる。【A:正しい・B:誤り】

⑧標高の段彩図を作成する際、平地の微細な起伏を表すため、同じ色で示す標高の幅を、傾斜の急な山地に比べ平地では【A:広く・B:狭く】する。

⑨航空レーザ測量で得た数値地形モデル(DTM)と基盤地図情報の建築物の外周線データを用いて、建物の高さ15m以上の津波避難ビルの選定を行うことができる。【A:正しい・B:誤り】

⑩災害時に災害の危険から身を守るための緊急避難場所と、一時的に滞在するための施設となる避難所との違いを明確にするため、別の記号を表示するようにする。【A:正しい・B:誤り】

 答え

①A:正しい

②A:正しい

③A:ラスタデータ

④B:誤り

⑤A:正しい

⑥A:正しい

⑦A:正しい

⑧A:広く

⑨B:誤り

⑩A:正しい

 復習・確認

GISは、様々な地理空間情報とそれを加工・分析・表示するソフトウェアで構成される。GISでは、複数の地理空間情報について(レイヤ)ごとに分けて重ね合わせることができる。また、情報を重ね合わせるだけでなく、新たに建物や道路などの情報を追加することも可能である。この建物や道路などの情報のように、座標値を持った点又は点列によって線や面を表現する図形データを(ベクタ)データといい、名称などの属性情報を併せ持つことができる。

GISの応用分野は幅広く、特に自然災害に対する防災分野においては1995年の阪神・淡路大震災を契機にその有用性が認められ、国・地方公共団体などで広く利用されている。防災分野における具体的な利用方法としては、ネットワーク化された道路中心線データを利用して学校から避難所までの最短ルートを導き出すことや、(数値地形モデル(DIM))を使い山地斜面の傾斜を求め、土砂災害が発生しやすい箇所を推定することなどが挙げられる。 

①建物が密集して全てを表示することができない場合は、取捨選択して表示することができる。

②建物の形状が複雑な場合は、小さな凹凸を省略する等、現況との相似性を失わない範囲で形状を修飾して現況を理解しやすく総描する。

ラスタデータは、地図や画像などを微小な格子状の画素(ピクセル)に分割し、画素ごとに輝度や濃淡などの情報を与えて表現するデータである。

→ベクタデータは、図形や線分を、座標値を持った点又は点列で表現したデータであり、線分の長さや面積を求める幾何学的処理が容易にできる。

ネットワーク構造化された道路中心線データに、車両等の最大移動速度の属性を与えることで、ある地点から指定時間内で到達できる範囲がわかる。

⑤50mメッシュ間隔の人口メッシュデータと避難所の点データを用いて、避難所から半径1kmに含まれるおおよその人口を計算することができる。

⑥公共施設の点データに含まれる種別属性と建物の面データを用いて、公共施設である建物面データを種別ごとに色分け表示することができる。

⑦浸水が想定される区域の面データと地図情報レベル2500の建物の面データを用いて、浸水被害が予想される概略の家屋数を集計することができる。

⑧標高の段彩図を作成する際、平地の微細な起伏を表すため、同じ色で示す標高の幅を、傾斜の急な山地に比べ平地では広くする。

航空レーザ測量で得た数値地形モデル(DTM)と基盤地図情報の建築物の外周線データを用いて、建物の高さ15m以上の津波避難ビルの選定を行うことができる。

地表面の高さのデータ(DTM)と建築物の外周線のみでは建物の高さが分からない。

⑩災害時に災害の危険から身を守るための緊急避難場所と、一時的に滞在するための施設となる避難所との違いを明確にするため、別の記号を表示するようにする。

その他の問題

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