合格!測量士補試験対策!〜復習・確認問題集6〜

測量士補

測量士補試験の対策問題です。

合格のために活用してください。

問題

測量作業機関の対応

①水準測量を実施する道路は、交通量が少ないため、当該地域を管轄する警察署長への道路使用許可申請書の提出は省略して水準測量を行った。【A:正しい・B:誤り】

②測量計画機関が発行した身分を示す証明書は大切なものであるから、私有の土地に立ち入る作業において、証明書の原本ではなく証明書のカラーコピーを携帯した。【A:正しい・B:誤り】

③測量計画機関から貸与された測量成果などのデータを格納したUSBメモリを紛失した後の対応として、会社にデータのバックアップがあり作業には影響がないことを確認するとともに、速やかに測量計画機関に報告し、その指示を求めた。また、再発防止の措置を講じた。【A:正しい・B:誤り】

地球の形状及び位置の基準

④測量法(昭和24年法律第188号)では、地球上の位置を緯度、経度で表すための基準として、地球の形状と大きさに近似した【A:ジオイド・B:回転楕円体】が用いられる。

⑤地心直交座標系の座標値から、当該座標の地点における緯度、経度及び【A:楕円体高・B:ジオイド高】が計算できる。

⑥GNSS測量で直接求められる高さは、【A:標高・B:楕円体高】である。

⑦地理学的経緯度は、世界測地系に基づく値で示される。【A:正しい・B:誤り】

⑧測量の原点は、日本経緯度原点及び日本水準原点である。ただし、離島の測量その他特別の事情がある場合において、国土地理院の長の承認を得たときはこの限りでない。【A:正しい・B:誤り】

⑨基本測量及び公共測量において位置を緯度及び経度で表す場合は、地球を扁平な回転楕円体と想定する。【A:正しい・B:誤り】

基準点測量

作業の順序

⑩並べ替え問題-標準的な作業の順序は「作業計画・準備→【A:踏査・選点/B:機器の点検/C:測量標の設置/D:平均計算/E:品質評価/F:観測/G:点検計算】→成果等の整理」である。

トータルステーション

⑪測量作業を実施するに当たっては、基準点配点図、既設基準点の成果表及び点の記などを準備する。【A:正しい・B:誤り】

⑫新点の位置は、平均計画図に基づき後続作業での利用などを考慮して,適切な位置に選定する。【A:正しい・B:誤り】

答え

①B:誤り

②B:誤り

③A:正しい

④B:回転楕円体

⑤A:楕円体高

⑥B:楕円体高

⑦A:正しい

⑧A:正しい

⑨A:正しい

⑩A:踏査・選点→C:測量標の設置→B:機器の点検→F:観測→G:点検計算→D:平均計算→E:品質評価

⑪A:正しい

⑫A:正しい

復習・確認

水準測量を実施する道路は、交通量が少ないため、当該地域を管轄する警察署長への道路使用許可申請書の提出は省略して水準測量を行った。

→「道路占用許可(道路法)」、「道路使用許可(道交法)」の2つの許可が必要となる。交通量の多少は関係がない。

測量計画機関が発行した身分を示す証明書は大切なものであるから、私有の土地に立ち入る作業において、証明書の原本ではなく証明書のカラーコピーを携帯した。

→コピーされたものではなく原本を携帯する。

測量計画機関から貸与された測量成果などのデータを格納したUSBメモリを紛失した後の対応として、会社にデータのバックアップがあり作業には影響がないことを確認するとともに、速やかに測量計画機関に報告し、その指示を求めた。また、再発防止の措置を講じた。
→速やかに報告して指示を求めており、再発防止の措置も講じているため対応としては正しいと言える。報告が作業後であったり、指示を求めることなく独自の判断で対応するのは不適切。

④測量法(昭和24年法律第188号)では、地球上の位置を緯度、経度で表すための基準として、地球の形状と大きさに近似した回転楕円体が用いられる。

⑤地心直交座標系の座標値から、当該座標の地点における緯度、経度及び楕円体高が計算できる。

→ジオイド高とは、地球の形状と大きさに近似した回転楕円体の表面から、平均海面を陸側に延長したと仮定した面までの高さであり、地心直交座標系の座標値からは計算されない。

⑥GNSS測量で直接求められる高さは、楕円体高である。

⑦地理学的経緯度は、世界測地系に基づく値で示される。

⑧測量の原点は、日本経緯度原点及び日本水準原点である。ただし、離島の測量その他特別の事情がある場合において、国土地理院の長の承認を得たときはこの限りでない。

⑨基本測量及び公共測量において位置を緯度及び経度で表す場合は、地球を扁平な回転楕円体と想定する。

⑩標準的な作業の順序は「作業計画・準備→踏査・選点→測量標の設置→機器の点検→観測→点検計算→平均計算→品質評価→成果等の整理」である。

⑪測量作業を実施するに当たっては、基準点配点図、既設基準点の成果表及び点の記などを準備する。

⑫新点の位置は、平均計画図に基づき後続作業での利用などを考慮して、適切な位置に選定する。

その他の問題

※随時更新していきます。

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