下水道2種検定試験の学習に活用していただければと思い作成しました。
問題
活性汚泥法
①オキシデーションディッチ法は、一般的に標準活性汚泥法よりも汚泥発生量が【A:多い・B:少ない】。
②オキシデーションディッチ法では、一般的に最初沈殿池を設置【A:する・B:しない】。
③オキシデーションディッチ法におけるエアレーション装置の設置台数は、1池につき【A:1台・B:2台】以上を標準とする。
④オキシデーションディッチ法におけるエアレーション装置の反応タンク内の流速は、最低流速(底部流速)0.1m/秒以上、平均流速【A:0.25m・B:3.0】/秒程度とする。
⑤活性汚泥法では、糸状性バルキングによる活性汚泥の沈降性の悪化を抑制するため、反応タンクの【A:前段・B:後段】部分を攪拌のみとし嫌気状態とする場合がある。
⑥単一の回分槽で活性汚泥による反応と混合液の沈殿、上澄水の排水、沈殿汚泥の排泥の工程を繰り返し行う下水処理方式を【A: 循環式硝化脱窒法・B:回分式活性汚泥法】という。
⑦下水に空気を吹き込みかくはんしたときに、種々の微生物が下水中の有機物を利用して繁殖することにより形成された凝集性のあるフロックのことを【A:活性汚泥・B:エアレーション】という。
⑧反応タンクから流出した活性汚泥混合液は、【A:最初沈殿池・B:最終沈殿池】で固液分離される。
散気装置
⑨散気板は、通気量を少なくすると気泡は小さくなり、酸素移動効率は【A:大きく・B:小さく】なる。通気抵抗は増加する。
⑩水中かくはん式は、散気を止めることにより嫌気運転時のかくはん装置として使用することは【A:できる・B:できない】。
答え
①B:少ない
②B:しない
③B:2台
④A:0.25m
⑤A:前段
⑥B:回分式活性汚泥法
⑦A:活性汚泥
⑧B:最終沈殿池
⑨A:大きく
⑩A:できる
復習・確認
活性汚泥法
①オキシデーションディッチ法は、一般的に標準活性汚泥法よりも汚泥発生量が少ない。
②オキシデーションディッチ法では、一般的に最初沈殿池を設置しない。
③オキシデーションディッチ法におけるエアレーション装置の設置台数は、1池につき2台以上を標準とする。
④オキシデーションディッチ法におけるエアレーション装置の反応タンク内の流速は、最低流速(底部流速)0.1m/秒以上、平均流速0.25m/秒程度とする。
⑤活性汚泥法では、糸状性バルキングによる活性汚泥の沈降性の悪化を抑制するため、反応タンクの前段部分を攪拌のみとし嫌気状態とする場合がある。
⑥単一の回分槽で活性汚泥による反応と混合液の沈殿、上澄水の排水、沈殿汚泥の排泥の工程を繰り返し行う下水処理方式を回分式活性汚泥法という。
→循環式硝化脱窒法は、硝化液を循環ポンプや返送汚泥ポンプなどによって好気タンクから無酸素タンクへと返送することにより、窒素の除去を行うプロセスである。
⑦下水に空気を吹き込みかくはんしたときに、種々の微生物が下水中の有機物を利用して繁殖することにより形成された凝集性のあるフロックのことを活性汚泥という。
⑧反応タンクから流出した活性汚泥混合液は、最終沈殿池で固液分離される。
散気装置
⑨散気板は、通気量を少なくすると気泡は小さくなり、酸素移動効率は大きくなる。通気抵抗は増加する。
⑩水中かくはん式は、散気を止めることにより嫌気運転時のかくはん装置として使用することができる。
その他の問題
※随時更新していきます。
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皆さんのこれからがより輝くものになりますように。
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