下水道2種検定試験の学習に活用していただければと思い作成しました。
問題
オキシデーションディッチ法
①オキシデーションディッチ法におけるエアレーション装置の能力は、計画1日最大汚水量流入時における1日の必要酸素量を【A:12時間・B:24時間】で供給できるものとする。
②反応タンク内の溶存酸素(DO)濃度は、反応タンクの流れ方向に濃度こう配が生じるが、混合液の浮遊物質(MLSS)濃度、アルカリ度については【A:DO濃度とほぼ同様・B:ほぼ均一】である。
③余剰汚泥は、好気性分解が進んでおり、標準活性汚泥法に比べ【A:安定化している・B:不安定である】。
④発生汚泥量は、流入する浮遊物質(SS)量当たりおおむね【A:75%・B:90%】程度である。
⑤水理学的滞留時間(HRT)は【A:12~24・B:24~36】時間を標準とする。
高度処理オキシデーションディッチ法
⑥設計水温は、流入水水温の月間平均の【A:最低値・B:平均値】を標準とする。
⑦ASRT(好気タンク内の固形物滞留時間)は、設計水温の条件下で、硝化細菌を系内に保持できる日数【A:以上・B:以下】に定める。
高度処理法
⑧ステップ流入式多段硝化脱窒法は、無酸素タンクと好気タンクを組み合わせたユニットを2~3段【A:直列・B:並列】に配置し、流入水を各段の無酸素タンクに均等にステップ流入させることにより、窒素を除去する。
⑨反応タンクの前段に嫌気タンク、後段に好気タンクを設け、生物学的にりんを除去するのは、【A:消化内生脱窒法・B:嫌気好気活性汚泥法】である
⑩嫌気無酸素好気法は、反応タンクの前段に嫌気タンク、中段に無酸素タンク、後段に好気タンクを設け、好気タンクの硝化液を【A:嫌気タンク・B:無酸素タンク】に循環させることにより、生物学的に窒素とりんを除去する。
答え
①A:12時間
②B:ほぼ均一
③A:安定化している
④A:75%
⑤B:24~36
⑥A:最低値
⑦A:以上
⑧A:直列
⑨B:嫌気好気活性汚泥法
⑩B:無酸素タンク
復習・確認
オキシデーションディッチ法
①オキシデーションディッチ法におけるエアレーション装置の能力は、計画1日最大汚水量流入時における1日の必要酸素量を12時間で供給できるものとする。
②反応タンク内の溶存酸素(DO)濃度は、反応タンクの流れ方向に濃度こう配が生じるが、混合液の浮遊物質(MLSS)濃度、アルカリ度はほぼ均一である。
③余剰汚泥は、好気性分解が進んでおり、標準活性汚泥法に比べ安定化している。
④発生汚泥量は、流入する浮遊物質(SS)量当たりおおむね75%程度である。
⑤水理学的滞留時間(HRT)は24~36時間を標準とする。
高度処理オキシデーションディッチ法
⑥設計水温は、流入水水温の月間平均の最低値を標準とする。
⑦ASRT(好気タンク内の固形物滞留時間)は、設計水温の条件下で、硝化細菌を系内に保持できる日数以上に定める。
高度処理法
⑧ステップ流入式多段硝化脱窒法は、無酸素タンクと好気タンクを組み合わせたユニットを2~3段直列に配置し、流入水を各段の無酸素タンクに均等にステップ流入させることにより、窒素を除去する。
⑨反応タンクの前段に嫌気タンク、後段に好気タンクを設け、生物学的にりんを除去するのは嫌気好気活性汚泥法である。
→消化内生脱窒法は、反応タンクの前段に好気タンク、中段に無酸素タンク、後段に好気(再曝気)タンクを設け、窒素を除去する。
⑩嫌気無酸素好気法は、反応タンクの前段に嫌気タンク、中段に無酸素タンク、後段に好気タンクを設け、好気タンクの硝化液を無酸素タンクに循環させることにより、生物学的に窒素とりんを除去する。
その他の問題
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皆さんのこれからがより輝くものになりますように。
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