下水道2種検定試験の学習に活用していただければと思い作成しました。
問題(全10問)
〇下水道推進工法の中大口径管推進工事
①鏡切りは、地盤の状況を【A:確認しながら段階的に・B:確認した後一気に】切り拡げていく方法が良い。
②発進時は、掘削機の掘削トルクを支える条件が定常掘進時に比べて【A:優れて・B:劣って】いる。
③到達坑口の止水リングに対する掘進機の通過方向は、発進坑口と逆方向になるため、止水性は発進坑口より【A:優れる・B:劣る】。
④発進立坑から推進距離が【A:短い・B:長い】と、元押しジャッキを戻す際に、掘進機前面の土圧及び水圧の作用により掘進機が後退することがある。
⑤泥水式推進工法の設備に、坑内土砂搬出設備は【A:必要・B:不要】である。
〇推進工法用の管きょ材料
⑥下水道推進工法用鉄筋コンクリート管は、【A:内圧強さ・B:外圧強さ】により1種管と2種管に区分される。
⑦下水道推進工法用硬質塩化ビニル管の管種には、埋設条件と推進時の耐荷力により、【A:VP、VM ・ B:PU、PC】の2種類がある。
⑧下水道推進工法用鋼管に外圧管・内圧管の規格は【A:ある・B:ない】。
⑨下水道推進工法用強化プラスチック複合管に、高耐荷力方式と低耐荷力方式に適用した規格は【A:ある・B:ない】。
〇小口径推進工法の低耐荷力方式について
・⑩オーガ方式は【A:一工程式・B:二工程式】である。
答え
①A:確認しながら段階的に
②B:劣って
③B:劣る
④A:短い
⑤B:不要
⑥B:外圧強さ
⑦A:VP、VM
⑧B:ない
⑨A:ある
⑩A:一工程式
解説
〇下水道推進工法の中大口径管推進工事
①鏡切りは、地盤の状況を確認しながら段階的に切り拡げていく方法が良い。
②発進時は、掘削機の掘削トルクを支える条件が定常掘進時に比べて劣っており、掘進機のローリングが生じやすい。
③到達坑口の止水リングに対する掘進機の通過方向は、発進坑口と逆方向になるため、止水性は発進坑口より劣る。
④発進立坑からまだ推進距離の短いうちは、元押しジャッキを戻す際に、掘進機前面の土圧及び水圧の作用により掘進機が後退することがある。
⑤泥水式推進工法の設備は、刃口、泥水式掘進機、水深設備、滑材・裏込め注入設備、水深管理設備から構成される。坑内土砂搬出設備は不要である。
→坑内の土砂は送排泥設備により泥水ともに泥水処理設備に流体輸送される。
〇推進工法用の管きょ材料
⑥下水道推進工法用鉄筋コンクリート管は、外圧強さにより1種管と2種管に区分される。
⑦下水道推進工法用硬質塩化ビニル管の管種には、埋設条件と推進時の耐荷力により、VP、VMの2種類がある。
⑧下水道推進工法用鋼管には外圧管・内圧管の規格はない。
⑨下水道推進工法用強化プラスチック複合管には、高耐荷力方式と低耐荷力方式に適用した規格がある。
〇小口径推進工法の低耐荷力方式について
⑩オーガ方式は一工程式である。
→先導体内にオーガヘッド及びスクリュコンベアを装着し、この回転位より掘削排土を行いつつ、推進装置によりスクリュコンベア類に先端抵抗を負担させ、推進管には周面抵抗力のみを負担させることで推進管を推進する工法。
その他の問題
※随時更新していきます。
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みなさんの合格の手助けになれば嬉しく思います。
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