皆さんこんにちは。あかぴ~です。
今回は『中田敦彦のYouTube大学』チャンネルから【ジェイソン流お金の増やし方】の動画の内容についてまとめました。
↓実際の動画はこちら↓
【ジェイソン流お金の増やし方①】コレだけやればお金は貯まるのにどうして何もしないの?Why Japanese people!?(37分49秒)
【ジェイソン流お金の増やし方②】楽天VTIをネット証券で毎月定額買うだけ!堅実な投資でゆっくりお金を増やそう(38分51秒)
- 投資って結局どうすればいいの?
- お金を増やすためには何をしたらいいの?
- お金を増やすためのシンプルな方法を知りたい。
そんな悩み解決のヒントになる内容です。
今回の参考文献は『ジェイソン流お金の増やし方』厚切りジェイソン 著 / ぴあです。
厚切りジェイソンさんはR-1グランプリファイナリストの経歴を持つお笑い芸人ですが、IT起業取締役でもあります。
その上、2019年にはFIRE(経済的自立、早期リタイア)を達成しています。
※FIREとは不労所得で生活費が賄える状態、生活のために働く必要がない状態です。
実際にお金に困らない生活を手に入れている、実績のある方が伝えるお金の増やし方のお話になります。
目標は800万円の不労所得
年収800万円で幸福な生活はできる
年収と幸福の関係を調べた研究によると「800万円からは幸福度は上がらない」とされています。
億の収入は必要ありません。
年収が800万円あれば幸福な生活ができるのです。
800万円で足りないのだとすればそれは贅沢品の支出が上がっていると言えます。
年収800万円が不労所得で入ってきたとしたらずっと幸福と言えるでしょう。
総資産の4%を不労所得として得る
トリニティ大学の論文によると、過去の投資成績から、投資資産を年間4%を切り崩していったとしても元手は減らないとされています。(4%ルール)
ジェイソンさんもこの研究に乗っ取った投資戦略を取っているのです。
厚切りジェイソンさん自身は「とても保守的で堅実な投資家」であると言っています。
そして「保守的で堅実な投資」であっても投資成績4%以上というのは堅実に運用しても十分狙える水準になります。
総資産2億円を目指そう
不労所得800万円のためには総資産2億円が必要になります。
2億円の4%で800万円です。
2億円と言っても、複利の力でゆっくり増やせば決して無理な金額ではありません。
投資の神様と言われるウォーレンバフェットさんは「ゆっくりお金持ちになろうとする人が少ないからお金持ちが少ないんだ」と言います。
また、アインシュタインは「人類最高の発明は複利である」と言っています。
例えば「1000万円×5%×30年間運用すれば約4300万円になります。」
1年目は1000万円×5%で50万円増えて1050万円になり、次の年には1050万円×5%で52.5万円増えて1102.5万円になり、1年目よりも増える金額が多くなります。
これが複利の力です。
具体的手段
支出を減らす
まずは支出を減らすことです。
お金管理アプリなどを利用して無駄な支出を削減することをしましょう。
生活費の3か月分以外は全部投資へ
次に、生活費の3か月分だけ確保します。
これは何かあった時用のお金ということになります。
そして、それ以上のお金は全部投資に使えと言っています。
理由はそれ以上貯金しても何にもならないからです。
私たちは貯金していると思っていますが、銀行に投資しているとも言えます。
銀行の預金金利は0.001%しかありません。
投資で4%以上のリターンが見込めるため、そっちの方に投資をしようということです。
ネット証券で購入
投資商品を買う時は、ネット証券から購入しましょう。
店頭で購入してはいけません。
店頭窓口のターゲットは
「自分で情報収集できない人」
「売りたい商品を言うなりに買ってくれる人」
「ネットで自分で調べるリテラシーの薄い人」
です。
お店にとって都合のいい商品を勧められることになるので、ネット証券を利用しましょう。
投資先はVTI(全米株式インデックスファンド)
「個別株は買わなくていい」です。
米国株(VTI)はヴァンガード社の「ヴァンガードトータルストックマーケットETF」という商品があります。
これ一つで「米国優良3800社」に投資できるパック商品です。
これ1つだけで分散もできて十分であると言います。
このVTIと並んでよく取り上げられるものに、S&P500という「米国大企業500社パック商品」があります。
S&P500との違いとして、VTI3800社には、これから伸びる中小起業も含まれており、これら中小企業が成長した時によりリターンが大きいという特徴があります。
ジェイソンさん自身も「S&P500からVTIに切り替えた」そうです。
毎月定額で購入
時間的分散により、リスクを軽減する方法です。
これをドルコスト平均法といいます。
メリットとして買うタイミングについては考えなくてもいいということが挙げられます。
ドルコスト平均法は初心者向きのとうしほうになります。
※長い目で見たら変わらないかもしれないです。
何もせず待つ
厚切りジェイソンさんは「とても保守的で堅実な投資家です」と言いましたが、この堅実な投資は、ずばりパッシブ運用であると言います。
パッシブ運用とは自動運用のことであり、逆は「トレーダーによるアクティブ運用」です。
これらを比較した時、自動運用の方が圧倒的に勝率が高いことが分かっています。
そしてこのパッシブ運用では
「買ったら売らず」「買ったら何もせず待つ」ことが大切です。
投資成績を比べた結果、はるか前に他界した投資家が一番成績が良かったという事実からも、何もせず待つことの大切さが分かります。
ブラックマンデー、ITバブル崩壊、リーマンショック、コロナショックがあっても売るなです。
やらないこと
厚切りジェイソンさんは何よりもアメリカの株式会社を信頼しているという理由を筆頭に、以下のものへの投資はやらないと言っています。
- 暗号資産、デジタル通過
- コモディティ(金、小麦など)
- 中国株
- 不動産
これらは全て中級者以上のものであり、初心者が無理に組合せる必要はありません。
実際の投資商品の買い方(手順例)
以上のポイントを基に、実際の投資商品の買い方モデルを紹介しています。
- 楽天カードを作る
- 楽天証券口座を開設、積立NISAの申込
- マイナンバー登録
- 積立NISA口座で「楽天全米株式インデックスファンド」を毎月定額で買い、買ったらひたすら待つ
積立NISAは投資信託です。買っている商品自体は全米株式のパック商品なのでVTIと同等であると思ってもらって大丈夫です。
さいごに
まとめは以上になります。
これらを見て私自身が取り組んでいることから感じた内容などをまとめます。
投資は自己責任、人任せではなく自分で判断を!
※まず大前提として、投資は自己責任です。
この人の言うとおりにした、あの人がこう話していたではなく、自身の責任を理解して取り組みましょう。
今回ジェイソンさんは投資先としてVTI全米株式を挙げていましたが、S&P500の他にも有名なものとしてVT「全世界の約9000社」に投資できるパック商品もあります。
S&P500(アメリカ500)と、VTI(アメリカ3800)、VT(全世界9000)はどれも良いとされていて、どれを選ぶかに関しては好みの問題になります。
他の動画でジェイソンさんは、全世界株式ではなく全米株式としている理由として、「アメリカの起業が衰退するとは考えられないから」「結局全世界をみても、投資パックの中身の中心はアメリカであり、それは今後も続くと思っているから」という旨の意見を話していました。
私自信はアメリカが今後も中心であり続けるという確信が持てない(というか分からない)ため進めるとしたら全世界株式かなと思っています。
再現性が高くても投資の元手は必要
1000万円×5%×30年で約4300万円とすると、2億円の資産を作るためには、元手は5倍、約5000万円必要と考えられます。
また、動画の中では「毎月100万円をVTIに投資」ということを話す場面がありました。
毎月100万円投資出来たら余裕で年収800万円以上はあります。
私としては「それができたら苦労しないよ!」という風に思いました。
つまりは、投資でお金を増やして資産を築くためにも、まずは稼げるようにすることが大切だということなのだと思います。
最後に上げられていた「買い方の手順」の積立NISAを活用する方法はハードル低く始められるので、まずはそこから始められたら良いのではないかなと思いました。
目標は必ずしも不労所得800万円でなければならないというわけではない
幸福度合いは人それぞれです。
年収800万円まで幸福度は上がる可能性が高いのかもしれませんが、800万円ないからといって不幸と言うわけではありません。
投資で年間数万円、数十万円でも不労所得が手に入るのであれば、それだけでも幸福度は上がると思います。
自身の生活がすこしでも豊かになるための1つの方法として今回のお話は参考になるのではないかと思いました。
目標金額を高く設定するとハードルが高くなりますが、行動自体はシンプルで分かり易いなと思い今回のお話をまとめました。
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