【下水道2種検定試験】問題〜復習・確認用テスト28〜

下水道2種検定試験

下水道2種検定試験の学習に活用していただければと思い作成しました。

問題

下水処理施設の役割

①汚泥消化タンクは、複雑な有機物を【A:好気性細菌・B:嫌気性細菌】によって分解し、単純なものに転換するための施設である。

②汚泥濃縮タンクの役割は、水処理施設で発生した低濃度の汚泥を濃縮して【A:減量化・B:増量化】を図ることである。

③生物処理によって発生する汚泥と処理水を分離し、沈殿した汚泥を円滑に濃縮するための施設は【A:最初沈殿池・B:最終沈殿池】である。

④最終沈殿池で除去される (SS)は、【A:細菌フロック・B:微生物フロック】が主体である。

⑤チェーンフライト式汚泥かき寄せ機は、【A:長方形・B:正方形】池に使用される。

⑥一般的には、汚泥の引抜きは【A:ポンプ・B:テレスコピック】での引抜きを原則とする。

⑦最初沈殿池の汚泥かき寄せ機の速度は、最終沈殿池に比べて【A:大きく・B:小さく】設定する。

長時間エアレーション法の反応タンク

⑧MLSS濃度は、【A:1000~1500・B:3000~4000】mg/Lを標準として運転される。

⑨BOD-SS負荷は、【A:0.05~0.10・B:0.2~0.4】kgBOD/(kgSS・日)を標準として運転される。

⑩返送汚泥費は、【A:20~40・B:100~200】%を標準として運転される。

答え

①B:嫌気性細菌

②A:減量化

③B:最終沈殿池

④B:微生物フロック

⑤A:長方形

⑥A:ポンプ

⑦A:大きく

⑧B:3000~4000

⑨A:0.05~0.10

⑩B:100~200

復習・確認

下水処理施設の役割

①汚泥消化タンクは、複雑な有機物を嫌気性細菌によって分解し、単純なものに転換するための施設である。

②汚泥濃縮タンクの役割は、水処理施設で発生した低濃度の汚泥を濃縮し、その後に続く処理過程(消化や脱水)の効率を上げるため、汚泥を濃縮して減量化を図ることである。

③生物処理によって発生する汚泥と処理水を分離し、沈殿した汚泥を円滑に濃縮するための施設は最終沈殿池である。

④最終沈殿池で除去される (SS)は、微生物フロックが主体である。

⑤チェーンフライト式汚泥かき寄せ機は、長方形池に使用される。

⑥一般的には、汚泥の引抜きはポンプでの引抜きを原則とする。

⑦最初沈殿池の汚泥かき寄せ機の速度は、最終沈殿池に比べて大きく設定する。

長時間エアレーション法の反応タンク

⑧MLSS濃度は、3000~4000mg/Lを標準として運転される。

⑨BOD-SS負荷は、0.05~0.10kgBOD/(kgSS・日)を標準として運転される。

⑩返送汚泥費は、100~200%を標準として運転される。

その他の問題

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※随時更新していきます。

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皆さんの合格の手助けになれば嬉しく思います。

皆さんのこれからがより輝くものになりますように。

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