【環境・エネルギー 9/10】〜科学技術コミュニケーション、技術者倫理、科学技術とリスク〜

技術士一次試験

実際に私が勉強に使用したオリジナルまとめノートを公開しています。

試験勉強の手助けになれば嬉しく思います。

平成25年度試験~令和2年度試験の内容まで反映しております。

赤文字は重要ポイントです。

【科学技術コミュニケーション】

〇科学技術の進展と日常生活への浸透とともに、近年「科学技術コミュニケーション」と呼ばれる領域の重要性が指摘されている。

〇科学者や技術者たちが科学技術コミュニケーション活動に携わることは、自らの活動に対して社会・国民が抱く様々な考え方を知り、研究者・技術者自身の社会への理解を深めるという意味でも極めて有意義である。

〇科学者や技術者たちが専門的な情報を発信するだけでは、社会にはなかなか受け入れられない。社会的ニーズや非専門家にとっての有効性などを理解し、科学技術と社会との双方向コミュニケーションを促進することが必要である。

〇科学技術コミュニケーションは科学技術と一般社会との相互理解を指す。

〇マスメディアにはしばしば科学や技術に対する理解が不十分な記述が散見されるが、コンテンツ製作に科学技術を駆使したからといって、理解を十分にできるわけではない

【技術者倫理】

〇プロフェッショナルは自らの専門知識と業務にかかわる事柄について、一般人よりも高い基準を満たすよう期待されている。

〇倫理規範はプロフェッションによって異なる場合がある。

〇プロフェッショナルには、自らの能力を超える仕事を引き受けてはならないことが道徳的に義務付けられている。

〇プロフェッショナルの行動規範は変化する。

〇プロフェッショナルは、職務規定の中に規定がない事柄についても、技術者倫理に照らして責任を負わなければならない

【科学技術とリスク】

〇リスク評価は、リスクの大きさを科学的に評価する作業であり、その結果とともに技術的可能性や費用対効果などを考慮してリスク管理が行われる。

〇リスクコミュニケーションとは、リスクに関する、個人、機関、集団間での情報及び意見の相互交換である。

〇リスクコミュニケーションでは、科学的に評価されたリスクと人が認識するリスク認識の隔たりを埋めることが目的である。

〇レギュラトリーサイエンスは、科学技術の成果を支える信頼性と波及効果を予測及び評価し、リスクに対して科学的な根拠を与えるものである。

〇レギュラトリーサイエンスは、リスク管理に関わる法や規制の社会的合意の形成を支援することを目的としており、科学技術と社会の調和を実現する上で重要である。

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