「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」について
「旅行最強のカードと言われるけどなんで?」
「自分にとって、このカードがお得なのかどうかを知りたい」
「お得になる目安となる基準はあるのか」
ということについてまとめています。
私自身2022年6月にこのカードに入会して実際に利用しています。
全ての特典を考慮するのは難しいと思いますので、大まかな特典だけでちゃんとお得になるのかどうか、判断しやすいように解説していきます。
もしこの記事を読んで、カードを申し込みたいと思った方には、お得なキャンペーンリンクも貼っていますので活用してください。
結論:おススメできる人はどんな人?
このカードが是非おススメだ!と言えるのはどんな人なのでしょうか。
実際に利用している私がボーダーラインとして挙げるのは以下の条件2つです。
年間150万円のカード利用がある人。
旅行が好きで年1泊以上マリオット系列のホテルに泊まる旅行をする(したい)人、またはマイルを利用して旅行をする(したい)人。
です。
カードの特徴や特典と合わせて解説していきます。
カードの特徴
ざっくり説明すると、高級とされるホテルにお得に泊まれたり、飛行機で使えるマイルが貯まるため、旅行好きな人にとって価値が大きいカードということになります。
この時点で、「旅行にはあんまりいかないな・・・」という方はわざわざこのカードを選ぶ必要はないと思います。
マリオット系列のホテルにお得に宿泊できる
毎年のカードご継続と条件達成でカード年会費以上のお部屋に無料で泊まることも可能な無料宿泊特典プレゼント
ご入会と同時にMarriott Bonvoy「ゴールドエリート」会員資格を自動的に付与
家族カード1枚目無料で無料宿泊特典獲得プログラム条件達成の近道に
Marriott Bonvoy参加ホテルでの無料宿泊をはじめ、全日空や日本航空など、様々な提携航空会社のマイレージプログラムにも交換可能な充実したポイント
つまりはマリオット系列のホテル(シェラトン、ウェスティン、リッツカールトンなど)にお得に泊まれるカードになります。
実際に私が宿泊した事のあるホテルについてはこちらです。
- シェラトン広島グランドホテル
- ウェスティン都ホテル京都(リンク先:宿泊記)
どんなホテルだろうと参考にしていただければと思います。
マイルへの交換がお得
また、ホテルには泊まらずとも、マイルを貯めたい方にとってもお得なカードという特徴があります。
マイルの還元率は1ポイント=1.25マイルです(詳しくは後述します)。
カードの基本スペック
コストは年会費の49500円
まずはカードを持った時のコストを把握しましょう。
このカードの年会費は49,500円(税込)になります。
毎年約5万円は高いですよね。
この5万円以上の特典を受けられるのか、または特典内容が自分にとって5万円払うだけ魅力的なものなのかが判断基準になってきます。
年会費以外に掛かるコストはありません。
還元率は基本3%
まずはカード自体のポイント還元率です。
一番見えやすい重要な判断基準ですね。
このカードのポイント還元率は基本3%になります。
3%の還元率は高いですね。
また、マリオットボンボイに参加しているホテルで利用すれば100円につき6ポイント(6%)になります。
公共料金の支払いは還元率が1.5%になるなど、還元率が低くなる項目もありますが、それでも還元率は高いと言えるでしょう。
マリオットポイントの使い道は?
このカードで貯まるマリオットポイントは、楽天ポイントやTポイントのようにお店で現金と同じように手軽に使えるという感じではないです。
主な使用用途としては、マリオット系列ホテルの宿泊への利用やマイルへの還元になります。
ポイントでホテルに宿泊するとなれば、1ポイント1円以上の価値で利用できますし、マイルへの交換も、他のマイルが貯まるカードよりも還元率が高くなっています。
※60000ポイントを一気に交換すれば、20000マイルに加えて5000マイルがボーナスとして貰えます(100円の利用で1.25マイルと交換できる計算になります)。
これを利用して最大限マイルを獲得することができます。
これが旅行最強のカードと言われる大きな理由になります。
私自身のポイント利用履歴
私自身が実際にポイントを使った例を上げています。
ホテル宿泊
- シェラトン広島グランドホテル
- ウェスティン都ホテル京都(リンク先:宿泊記)
マイル交換は今の所していません。
家族カード1枚目は無料
家族カードは1枚目は無料になります!これはありがたいですね。
2枚目以降は24750円(税込み)が必要になります。
ETCカードも申し込める
ETCカードも申し込めます。
1枚につき953円(税込)になります。
お金が掛かるのは発行時のみで、年会費はありません。
大きな特典
このカードがなぜ人気なのかについてはこれから上げる大きな特典によるものです。
これから上げる特典を考慮して年会費以上のメリットがあるかどうか判断してみてください。
条件達成で、年1回、1泊5万円以上のホテルに無料で宿泊できる
- 年間で150万円のカード利用をする。
- 翌年もカードを更新する
この2つの条件をクリアすると、無料宿泊特典として1泊1室分(50000ポイントまで)の特典を得られます。
この50000ポイントまでの宿泊得点の威力は大きいです。
例として、
ウェスティン都ホテル京都(8月の土曜日大人2名1室宿泊時の宿泊料金6万2290円・2022年7月12日調べ)など、
期間によって変動はありますが、50000円以上のお部屋に泊まることも可能になります。
年会費で5万円払って、無料宿泊特典で5万円以上のお部屋に泊まることができるのです。
※この時自分が貯めているポイントを15000ポイントまで追加利用することができ、最大で65000ポイントまでの無料宿泊にすることも可能です。
※年間利用は入会日から1年間、切り替え日から1年間なのでいつどんなタイミングで入会しても問題ありません。
この無料宿泊特典は、年間150万円の利用でもらえるポイント45000ポイント(還元率3%で計算)とは別に貰える特典です。
これらのポイントと無料宿泊特典を合わせれば、それだけで年会費の約5万円分以上のメリットを感じられるのではないでしょうか。
年間150万円のカード利用は意外とハードルが低い
年間150万円を月あたりに均すと約12万5000円になります。
毎月当たり12万5000円以上のカード利用をするかどうかについてですが、案外ハードルは低いと感じています。
私の場合、家賃や光熱費、通信費、車のガソリン代でまず月の支出は10万円前後になります。
そして生活必需品や食料品をカードで支払えば、12万5000円は軽々突破です。
実際には外食に行ったり、友人と会ったり、イベントごとが発生した際の出費がプラスされますので、もっと簡単に150万円はクリアしています。
無理にカードを利用することはおススメしませんが、今支払いをしているものをカード支払いにするだけで、年間150万円を超えるという人は案外いるのではないかなと感じています。
家族カードを利用して、夫婦2人で150万円の利用となれば、よりハードルは低くなります。
もしかすると、夫婦でカードを利用すれば、一人では達成が難しかった年間400万円も達成でき、「プラチナエリート」資格も目指せるようになるかもしれません。
年間150万円の利用でもらえるポイント数は還元率3%で計算すると45000ポイントになります。
これらのポイントと無料宿泊特典を合わせれば、年会費の約5万円はそれだけで清算できます。
Marriott Bonvoyエリート会員資格が「ゴールドエリート」に!
無料宿泊特典の次に大きな特典として会員資格が上がることがあります。
このカードに入会すれば、自動的にMarriott Bonvoyエリート会員資格が「ゴールドエリート」になります。
この会員資格が「ゴールドエリート」になることで得られる特典も魅力的です。
主な特典を挙げていきます。
- 部屋のグレードアップ:空室状況によりますが、宿泊予約していた部屋よりもグレードの高い部屋に自動でアップグレードしてくれます。
- 午後2時までのレイトチェックアウト利用:空室状況によりますが、14時までチェックアウト時間を伸ばすことができます。
- マリオット系列のホテルで利用した金額に対するポイント獲得率が25%アップ:通常は1米ドルで10ポイントのポイント付与ですが、1米ドルで12.5ポイント付与されるようになります。
- ウェルカムギフト(ホテル宿泊時に250または500ポイントくれる):宿泊するだけでポイントがプレゼントされます。
どうでしょうか。
会員資格が「ゴールドエリート」かそれ以下の会員資格であるかでは大きな差がありますね。
個人的にレイトチェックアウトはとても魅力的でした。
いざ利用してみればその魅力にハマると思います。次の日の予定が午後からなどの時はそれまでホテルでゆっくり過ごせます。
ちなみに、普通にゴールド会員になろうとすれば年間25泊の宿泊が必要になります。
それぐらい宿泊しないと取れない資格がカード1枚で獲得できるのですからコスパは大きいと言えるのではないでしょうか。
「ゴールドエリート」の上位資格「プラチナエリート」へも近道に!
通常であれば、年間50泊が必要になります。
しかし、年間400万円以上のカード利用をすれば、宿泊数が少なくてもプラチナエリート資格を獲得することができます。
海外と比べると、この400万円という基準はとても優しい設定で、アメリカでは800万円の利用が必要になります。
※私自身は400万円も利用していないです。
プラチナエリートになれば
- 無料朝食を含むウェルカムギフトがあります。
- クラブラウンジ利用が可能:クラブラウンジ利用付きのプランで宿泊しなくとも、クラブラウンジが使用できるようになります。※一部の利用できないホテルもあります。
- レイトチェックアウトが午後4時まで伸ばせます。
- ボーナスポイントが25%から50%になります。
- 部屋のグレードアップでスイートルームになることもある。
ゴールドエリートよりもはるかに強力な特典になります。
※ここでの年間400万円利用は、1月1日~12月31日で集計されます!
その他の特徴、特典
規程などがある項目もあり、利用するには要チェックとなる内容もありますが、カードのメリットとして一通り挙げていきます。
15泊宿泊したことになる
カードを持った時点で、15泊宿泊したことにしてくれます。
そのため、プラチナエリートになるために必要な宿泊数が50泊から35泊になります。
※実際には年間400万円のカード利用で達成する人の方が多いと思います。
特定のホテルで2連泊すると100米ドルのプレゼント
特定のホテルで2連泊するとき、フロントに申請すれば「ホテル内で利用できる100米ドル分のクレジット」が貰えます。
特定のホテルが元々お高めであったり、2連泊以上の宿泊をすることを考えると100米ドルはおまけ的な扱いかもしれないですね。
旅行傷害保険
旅行の際、航空券やパッケージ・ツアーなどの代金をこのカードで支払うと、旅行傷害保険が付帯され、海外旅行傷害保険は最大1億円、国内旅行傷害保険は最大5,000万円の傷害死亡・後遺障害保険が付帯されます。
空港ラウンジ
このカードと利用当日の搭乗券を提示すれば、国内外29空港の空港ラウンジを、基本カード持ち主と同伴者1名は無料で利用できます。
スマートフォンプロテクション
スマートフォンが破損(スクリーン画面割れ損害を含む)、火災、水濡れ、盗難の事故にあった場合に、修理代金を最大3万円まで補償してくれます。
※購入後2年以内、本保険の対象のスマートフォンの場合。
※スマートフォンの通信費を直近3か月以上このカードで支払っていることが条件。
キャンセルプロテクション
急な出張で海外旅行に行けなくなった場合や、突然の病気、ケガによる入院などで、予約していた旅行をキャンセルしたり、チケットを購入済みのコンサートに行けなくなった場合、キャンセル費用の損害を年間最高10万円まで補償すしてくれるサービスです。同行する予定の配偶者の分も併せて補償されます。
リターンプロテクション
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードでご購入した商品の返品を、万一購入店が受け付けない場合、商品の返品をしてくれます。
購入日から90日以内であれば、アメリカン・エキスプレスにご返却することで、購入金額を登録口座に払い戻ししてくれます。
※商品が未使用で損傷がなく、他に加入している保険または購入店の返品規定によって適用されない場合のみ有効。補償金額は1商品につき最高3万円相当額まで、1会員口座につき年間最高15万円相当額まで。など規程ありのため、利用することになった場合は規程を要確認です。
ショッピングプロテクション
国内・海外を問わずカードで購入したほとんどの商品について、破損・盗難などの損害をご購入日から90日間、1人年間最高500万円まで補償してくれます。
カード申込みの注意点
※申込む時は「年会費49500円のアメックスプレミアムカード」を選択するようにしてください。
無料宿泊特典は基本カード(元のカード)に付与されるので、家族カードでは無料宿泊特典は受けられません。
また、15泊宿泊したことになる特典も、基本カードのみに付与されています。
年会費は1枚分しか払っていませんので、納得です。
また、カードの申込時にMarriott Bonvoy会員番号が必要になります。
まずはMarriott Bonvoyの会員に登録しましょう(こちらは無料です)。
※両方ともローマ字での名前記入になりますが、スペルを統一するようにしましょう。
例えば「たろう」を片方では「TARO」もう一方では「TAROU」と登録した場合、名前が一致しないという理由で、カードを申込んだのに、「会員資格がゴールドエリートになってない」なんてことになります。
私自身この登録ミスをしてしまいました。
修正してもらうために、クレジットカードとマリオット両方のカスタマーサービスに連絡して名前を修正してもらって・・・と、とても面倒な思いをすることになりました。
当たり前ですけど、登録内容は一致させるようにしましょう。
今申込めばキャンペーン利用で45000ポイントをゲット!
ここまでの話を聞いて、カードを申し込みたいと思った方はキャンペーンを利用すると45000ポイントをゲットできます!
こちらの紹介ページ(Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード申込みページ )から申し込むことで、カード新規入会後3ヶ月以内に30万円以上カードご利用で、45000ポイントがボーナスポイントとしてプレゼントされます。
45000ポイントはカード利用で考えると、150万円分利用して手に入るポイントなので、大盤振る舞いですね!
実際には30万円利用分のポイント(9000ポイント)を合わせて、54000ポイントの獲得が見込めます。
54000ポイントを使ってポイント宿泊を経験してもいいですし、60000ポイントまで貯めてマイルに交換する選択肢も考えられます。
カード保有から3ヶ月である程度の特典を得られるのは嬉しいですね。
3ヶ月で30万円の利用は、1年間で150万円の利用を見込んで申し込んでいる人にとっては簡単に達成出来る水準に設定されています。(年間150万円利用=月平均12.5万円、3か月で37.5万円利用するペース)
さいごに
このカードは必須なものではなく、年間49500円の費用というのは決して安いわけではありません。
私自身今までは年会費無料の楽天カードを愛用していました。
しかし今回、自分の生活とカードの特典を照らし合わせて、年会費以上のメリットを受けられると思いましたのでこちらのカードに乗り換えました。
なににお金を使うかは人それぞれですが、自分にとってより価値あるお金の使い方ができればいいなと思います。
カードを申し込む決め手になった方も、やっぱり辞めておこうと思った方にとっても、今回のお話が「カード選び」の参考になっていれば嬉しく思います。
みなさんのこれからがより輝くものになりますように。
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