実際に私が勉強に使用したオリジナルまとめノートを公開しています。
試験勉強の手助けになれば嬉しく思います。
平成25年度試験~令和2年度試験の内容まで反映しております。
湾港計画
・岬や島など、波に対する天然の遮蔽物として利用できるものは有効に利用する。
・湾内の静穏度を保つために、自然海浜を残したり、消波工の設置を検討したりする。
・湾港静穏度は、一般に湾内において船舶が安全に荷役作業を行えるとされる「荷役限界波高」を超えない確率で示され、「荷役稼働率」によって評価される。
・防波堤、航路、ふ頭等の主要な湾港施設、工業用地、都市機能用地等の配置を定める必要がある。
・防波堤は、航路、泊地に対して、防波堤による反射波、沿波、波の集中による影響が少なくなるように配置する。
・湾港と背後地域を連絡する主要な陸上交通施設を定めることが含まれている。
航路
・航路の水深は、対象船舶の動揺の程度及びトリム(積荷及び航行のために生ずる船首尾間の吃水差)などを考慮して、対象船舶の満載吃水以上の適切な深さをとるものとする。
・吃水差:船足。船舶が水に浮いているときの、船体の最下端から水面までの垂直距離。
・泊地の深さは、最低水面から対象船舶の満載吃水に、おおむねこの満載吃水の10%を加えた値を基準とする。
・航路の幅員については、対象船舶の全長が基準となる(幅ではなく長さ)。
- 船舶の行きかう可能性がある航路について基本は全長の1倍以上の幅にする。
- 航路の距離が比較的長い場合は1.5倍
- 対象船舶同士が航路航行中に頻繁に行きかう場合は1.5倍
- 対象船舶同士が航路航行中に頻繁に行きかい、かつ航路の距離が長い場合は2倍
- 船舶の行きかう可能性のない航路においては0.5倍以上の適切な幅にする。
・湾口部から停泊する泊地までの航路の長さは、船舶の停止可能距離を考慮して適切に定める。
・卓越風波に直角に航路をとれば、湾内の静穏は乱される。
・卓越波風:一定の期間に吹く風や波のうち、最も頻度が高い風向、波。
まとめノート一覧
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