実際に私が勉強に使用したオリジナルまとめノートを公開しています。
試験勉強の手助けになれば嬉しく思います。
平成25年度試験~令和2年度試験の内容まで反映しております。
幹線交通網評価に用いる4段階推定法
・4段階推定法
- ①(生成交通量の予測)
- ②発生、集中交通量の予測
- ③分布交通量の予測
- ④分担交通量(手段別交通量)の予測
- ⑤配分交通量の予測
・分析単位となるゾーンは調査圏域と周辺地域を分割して設定され、発生、集中量の大きい都市圏中心部では細かなゾーン区分になるのに対し、都市圏周辺部では大きなゾーン区分となるのが通例。
・ゾーン別発生量、集中量の推定には、原単位法、クロス分類法、重回帰モデル法が使われている。
・分布交通量の推定に用いられるフレーター法は、現在パターン法の1つである。
・交通手段別分担交通量の推定に用いられる集計ロジットモデルは、パラメータ推定が容易であり、推計分担率が必ず0と1の間におさまる利点がある。
・配分交通量の推定に用いられる最適配分には、利用者最適(等時間配分)とシステム最適(総走行時間最小)がある。
都市交通に関連した調査
・国勢調査は、日本に住んでいるすべての人及び世帯を対象として、国内の人口や世帯の実態を明らかにするもので、従業地又は通学地等を把握することができる。5年ごとに実施されている。
・物資流動調査は、主に物の動きとそれに関連する貨物自動車の動きを調べるもので、品目別の地域間流動量を把握することができる。
・大都市交通サンセスは、三大都市圏において、鉄道、バス等の利用実態を調査するもので、旅客流動量や利用状況、乗換施設の実態を把握することができる。
・道路交通サンセス:全国道路・街路交通情勢調査。日本全国の道路と道路交通の実態を把握し、道路の計画や建物、管理などについての基礎資料を得ることを目的として、おおむね3~5年間隔で全国的に実施している統計調査。道路交通サンセスの調査内容は、交通量、旅行速度などの実測を行う「一般交通調査」と、アンケート調査等により地域間の自動車の動きを把握する「自動車起終点調査」に大別される。
・パーソントリップ調査:一定の調査対象地域内において人の動きを調べる調査。抽出された市民の1日の行動についてアンケートを行い、それを拡大することで都市圏の交通の全体像を把握しようとするものである。「どのような人が」「どのような目的で、交通手段で」「どこからどこへ」移動したかなどを調べる。
・パーソントリップ調査などにおいて実施されるコードンライン調査のコードンラインとは、検討対象地域を囲む仮想の閉じた線のことである。
・トリップ(目的トリップ)とは、ある1つの目的のために行われる1つの交通であり、起点から最初の目的地までの交通が1トリップとなり、その次の目的地までの交通が次のトリップとなる。
・トリップの起終点を空間的に集計するために、ある空間領域をゾーンとして設定する。
・スクリーンライン調査は、スクリーンラインを横断する交通量を観測する調査。
まとめノート一覧
※記事が完成次第、随時追加致します。

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