実際に私が勉強に使用したオリジナルまとめノートを公開しています。
試験勉強の手助けになれば嬉しく思います。
平成25年度試験~令和2年度試験の内容まで反映しております。
大気汚染
・大気汚染防止法の目的には、建築物等の解体等に伴う粉じんの排出等を規制し、また、自動車排出ガスに係る許容限度を定めること等により、大気の汚染に関し、国民の健康を保護することが含まれる。
・大気安定度:気温が下層から上層に向かって低い状態にあるとき、下層の大気は上層へ移動しやすい。このような状態を「不安定」という。また、温度分布が逆の場合は、下層の大気は上層に移動しにくい。このような状態を「安定」という。例えば、晴れた日の日中は、地表面が太陽光で温められ、それにより周辺大気も温められるので下層の大気のほうが上層より気温が高い状態になる。これが夜間になると、地表面は放射冷却現象により冷却され、それに伴い周辺大気も冷却されることから、下層の大気のほうが上層より気温が低い状態になる。このような大気の安定性の度合いを大気安定度といい、大気が安定のときは汚染物質が拡散せず、汚染が進行する。
・微粒子状物質(PM2.5):大気中に浮遊している粒径が2.5μⅿ以下の小さな粒子のこと。人の呼吸器系等への影響が懸念される。
生物
・指標生物:生息、生体に必要な特定の環境条件の変化をよく反映する生物。例として、水質汚濁ではカゲロウなどの水生生物がよく知られている。
・侵略的外来種:外来種の中で、地域の自然環境に大きな影響を与え、生物多様性を侵すおそれのあるもの。
・レッドデータブック:日本の絶滅のおそれのある野生生物種について生息状況や減少要因等を取りまとめたもの。
循環型社会
・循環型社会形成推進基本法の整備とともに、個別の廃棄物、リサイクル関係の法律が一致的に整備された。個別法として、廃棄物処理法、資源有効利用促進法(改正リサイクル法)、建設リサイクル法、グリーン購入法、自動車リサイクル法、小型家電リサイクル法がある。
・3RはReduce,Reuse,Recycleの頭文字をとったもので、循環型社会を構築していくには、Reduce,Reuse,Recycleの順で取り組むことが重要である。
・ゼロエミッション:ある産業の製造工程から出る廃棄物を別の産業の原料として利用することにより、廃棄物の排出(エミッション)をゼロにする循環型産業システムの構築を目指すもの。
・木材は、加工に要するエネルギーが他の素材と比較して少なく、地球温暖化防止、循環型社会の形成に資することから、公共工事等において利用促進が図られている。
まとめノート一覧
※記事が完成次第、随時追加致します。

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