ブリッジで球速アップを目指そう

野球

ブリッジの有効性

ブリッジをするためには、体幹の柔軟性と、背中、お尻、太もも裏などの筋力が必要になります。

ブリッジの動きは野球の投球動作と多くの共通点があり、特に体幹の安定性や肩甲骨の柔軟性といった点で、投球のパフォーマンス向上にも役立ちます。

実際にメジャーリーグで活躍している山本由伸投手も練習にブリッジを取り入れています。

ブリッジが投球に活きる要素

体幹の安定性

ブリッジは体幹の筋肉を全面的に使う複合的な運動です。体幹が安定することで投球動作で力が分散せず、下半身からのエネルギーを効率よくボールに伝えることができます。

肩甲骨の柔軟性

ブリッジを行う際に肩甲骨は大きく動きます。この動きは、投球動作で肩関節をスムーズに回すために必要な肩甲骨の柔軟性を高めることにつながります。

全身の連動性

ブリッジは全身の筋肉を連動させて行う運動になるため、ブリッジの練習は全身の連動性を高めるのに効果的です。体幹の安定性にも書きましたが、下半身からのエネルギーを上半身へ、そしてリリースへ伝えるための連動した動きを高めることになります。ブリッジの姿勢は投球動作でステップしたあとの胸を張った状態の姿勢に近いため、投球に活きやすい形で連動性を高められる練習になります。

ブリッジが投球に活きる具体的な例

球速アップ

体幹が安定し、全身の連動性が向上することで、生み出されたエネルギーを余すことなくリリースまで伝えやすくなります。また、胸を張ったときの可動域が大きくなりその姿勢で使える筋力も増すため、より強い力をボールに伝えることができます。

コントロール向上

体幹の安定と、胸を張った状態での姿勢の安定はコントロールが安定に繋がります。

ケガ予防

体幹が安定し、全身の柔軟性が向上することでケガのリスクを減らすことができます。

ブリッジができるようになるまでのステップ

ブリッジをしたいと思っても、「身体が持ち上がらなかったり」「背中がうまく反れなかったり」する人もいると思います。

ブリッジに必要な肩周りや腰、背中などの柔軟性や筋力がないまま、無理して取り組めば怪我のリスクが高くなってしまいます。

ブリッジがうまくできない場合は、段階を追ってブリッジをできるようにしていきましょう。

ブリッジができるようになるまでの練習については以下の動画でわかりやすく解説されていましたので、参考にしていただけたらと思います。

YouTube動画:【ブリッジのやり方】硬い腰や背中も大丈夫!柔軟性を高める練習方法!(ふみたん自重筋トレ大学)

さいごに

ブリッジは最近新しく出てきたトレーニングメニューというわけではありませんが、投球動作の連動に必要な筋力や柔軟性を高めるのにとても効果的な練習と思います。

この記事が急速アップの練習の参考になれば嬉しく思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

みなさんのこれからがより輝くものになりますように。

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