実際に私が勉強に使用したオリジナルまとめノートを公開しています。
試験勉強の手助けになれば嬉しく思います。
平成25年度試験~令和2年度試験の内容まで反映しております。
土の構成に関して
・土は「土粒子・水・空気」で構成される。
・土の乾燥質量:土粒子だけの質量のこと。
・含水比:土に含まれている水の質量と、その土の乾燥質量との比を百分率で表したもの。
W(含水比)=Mw(水の質量)÷Ms(土の乾燥質量)×100(%)
・間隙(かんげき):ものとものとの間、隙間のこと。土の構成に関して空気と水の部分。
・間隙比:間隙の体積と、土粒子の体積の比率。
土の間隙比(e)=水と空気の体積(Vv)÷土粒子群の体積(Vs)
・間隙率:土の全体の体積のうち、間隙の体積が占める割合。
間隙率=間隙の体積÷土全体の体積×100%
・最大間隙比:砂の最も緩い状態における間隙比のことであり,砂の相対密度を求めるために必要な間隙比の1つである。
・飽和度:土の間隙の体積のうち、水の体積が占める割合。
飽和度=液体体積÷間隙の体積×100%
・不飽和:土中の間隙が水で完全には満たされず、一部に気体が存在する状態。
・空気がない状態は飽和度100%
・土の密度:土の単位体積当たりの質量。乾燥密度と湿潤密度がある。
・乾燥密度:土を乾燥して間隙の水や土粒子表面の水分など、土に含まれている全部の水を取り去った状態の土の密度(土粒子の質量だけを考える)。
土の乾燥密度=土粒子だけの質量÷土全体の体積
・湿潤密度:湿潤滑単位体積重量という。空気、水、土粒子すべてを含めた自然の状態の時の土の密度。
湿潤滑単位体積重量=土の総重量÷土全体の総体積
・締固めた土は一般的に、乾燥密度が高いほど強度が大きく、圧縮性が低く、透水係数が小さい。※乾燥密度が高いということは、空隙が少なく、土粒子が密に詰まっていること。
圧縮性:体積が変化する性質
‣締固め:打ち込んだコンクリートを振動させたり、叩いたり、突いたりして隙間を少な
くし、密実にすること。
土粒子に関して
・粒度:ある粒径をもった土粒子の混合割合。
→粒の大きさの割合。(粒径分布もしくは粒度分布ともいう。)
・粒度は普通、ふるい分け試験によって得られた重量比で示される。ふるい分け試験では、目の粗いふるいを上から順番に重ね、試料を一番上に乗せてふるうことで、土が粒径ごとに分けられる。それをグラフにまとめたものが粒径加積曲線。重量が50%あるものが主な粒径(有効粒径)と定義される。
・粒度は粒径加積曲線で知ることができる。粒径が1∼5μmのものは粘土、5∼75μmのものはシルトと呼ばれる。0.075~2.0mmのものは砂、2.0mm以上は礫(れき)に分類される。
・近年ではこのふるい分け法の迅速な代替法として光回折、散乱、画像イメージングなどの各種原理による粒度分布測定装置による測定も実施されている。
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※記事が完成次第、随時追加致します。

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