【設計・計画 4/5】〜エンジニアリングデザイン、ユニバーサルデザイン、機械・設備保全〜

技術士一次試験

実際に私が勉強に使用したオリジナルまとめノートを公開しています。

試験勉強の手助けになれば嬉しく思います。

令和4年度試験対応:平成25年度試験~令和3年度試験の内容まで反映しております。

赤文字は重要ポイントです。

【エンジニアリングデザイン】

〇エンジニアリングデザインは調和することによって成立する。

〇エンジニアリングデザインは単純さをもって最善とする。

〇システムが困難化、巨大化するときは分割する。

〇各機能の独立性が高いほど、良いシステムである。

〇システムには、概ねばらつきがある。

〇バリアフリーデザインとは、障害者、高齢者等の社会生活に焦点を当て、物理的な障壁だけではなく、精神的な障壁も除去するデザインという考え方である。

〇北欧発の考え方である、障害者と健常者が一緒に生活できる社会を目指すノーマライゼーション、及び、米国発のバリアフリーという考え方の広がりを受けてユニバーサルデザインは1980年代にロナルド・メイスにより提唱され、特別な改造や特殊な設計をせずに、すべての人が、可能な限り最大限まで利用できるように配慮された製品や環境の設計をいう。ユニバーサルデザインの7つの原則は、(1)公平な利用、(2)利用における柔軟性、(3)単純で直観的な利用、(4)認知できる情報、(5)失敗に対する寛大さ、(6)少ない身体的な努力、(7)接近や利用のためのサイズと空間、である。

【ユニバーサルデザインの例】

・小売店の入り口のドアを、ショッピングカートやベビーカーを押していて手がふさがっている人でも通りやすいよう、自動ドアにした。

・録音再生機器(オーディオプレーヤーなど)に、利用者がゆっくり聴きたい場合や速度を速めて聴きたい場合に対応できるよう、再生速度が変えられる機能を付けた。

・駅構内の施設を案内する表示に、視覚的な複雑さを軽減し素早く効果的に情報が伝えられるよう、ピクトグラム(図記号)を付けた。

・電子機器の取扱説明書を、個々の利用者の能力や好みに合うよう、大きな文字で印刷したり、点字や音声・映像で提供したりした。

×冷蔵庫の扉の取っ手を、子どもがいたずらしないよう、扉の上の方に付けた。⇒ユニバーサルデザインの考え方ではない。

【機械・設備保全】

〇設備や機械など主にハードウェアからなる対象(以下アイテムと記す。)を運用可能状態に維持し、又は故障などを回復するための処置及び活動は、保全と呼ばれる。保全は、アイテムが使用中に故障することを未然に防止するために、規定の間隔や基準に従ってアイテムの機能劣化や故障の確率を低減するために行う予防保全と、フォールトの発見後にアイテムを要求機能遂行状態に修復する事後保全とに大別される。また、予防保全は、定められた時間計画に従って行う時間計画保全と、アイテムの動作状態や劣化傾向のモニタリングに基づいて行う状態監視保全とに分けられる。さらに、時間計画保全は、予定の時間間隔で行う定期保全と、アイテムが予定の累積動作時間に達したときに行う経時保全とに分けられる。

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