測量士補試験の対策問題です。
合格のために活用してください。
問題
路線測量
①縦断面図データファイルを図紙に出力する場合、高さを表す縦の縮尺は、線形地形図の縮尺の【A:2倍から5倍・B:5倍から10倍】までを標準とする。
②横断測量とは、中心杭などを基準にして、中心線と直角方向にある地形の変化点及び地物について、中心杭からの距離及び地盤高を定め、横断面図データファイルを作成する作業をいう。横断方向には原則として見通杭を設置する。【A:正しい・B:誤り】
③用地幅杭設置測量とは、取得などに係る用地の範囲を示すため所定の位置に用地幅杭を設置する作業をいう。用地幅杭点座標値を計算し、近傍の4級基準点以上の基準点、主要点、中心点等から放射法等により設置する。設置した標杭には、測点番号、中心杭などからの距離等を表示する。【A:正しい・B:誤り】
河川測量
④河川測量とは、河川、海岸等の調査及び河川の維持管理等に用いる測量をいう。【A:正しい・B:誤り】
⑤距離標設置測量とは、河心線の接線に対して直角方向の【A:左右のどちらかの岸・B:両岸】の堤防法肩又は法面などに距離標を設置する作業をいう。
⑥距離標設置間隔は、起点から河心に沿って、原則として【A:50m・B:200m】とする。
⑦定期縦断測量における観測の路線は、水準基標から出発し、他の水準基標に結合する。【A:正しい・B:誤り】
⑧平地における定期縦断測量は、4級水準測量により行う。山地においては3級水準測量により行う。【A:正しい・B:誤り】
⑨水準基標測量とは、定期縦断測量の基準となる水準基標の標高を定める作業をいう。【A:正しい・B:誤り】
⑩水準基標は、【A:水位標に近接した・B:水位標から十分離れた】位置に設置するものとする。
答え
①B:5倍から10倍
②A:正しい
③A:正しい
④A:正しい
⑤B:両岸
⑥B:200m
⑦A:正しい
⑧B:誤り
⑨A:正しい
⑩A:水位標に近接した
復習・確認
①縦断面図データファイルを図紙に出力する場合、高さを表す縦の縮尺は、線形地形図の縮尺の5倍から10倍までを標準とする。
②横断測量とは、中心杭などを基準にして、中心線と直角方向にある地形の変化点及び地物について、中心杭からの距離及び地盤高を定め、横断面図データファイルを作成する作業をいう。横断方向には原則として見通杭を設置する。
③用地幅杭設置測量とは、取得などに係る用地の範囲を示すため所定の位置に用地幅杭を設置する作業をいう。用地幅杭点座標値を計算し、近傍の4級基準点以上の基準点、主要点、中心点等から放射法等により設置する。設置した標杭には、測点番号、中心杭などからの距離等を表示する。
④河川測量とは、河川、海岸等の調査及び河川の維持管理等に用いる測量をいう。
⑤距離標設置測量とは、河心線の接線に対して直角方向の両岸の堤防法肩又は法面などに距離標を設置する作業をいう。
⑥距離標設置間隔は、起点から河心に沿って、原則として200mとする。
⑦定期縦断測量における観測の路線は、水準基標から出発し、他の水準基標に結合する。
⑧平地における定期縦断測量は、3級水準測量により行う。山地においては4級水準測量により行う。
⑨水準基標測量とは、定期縦断測量の基準となる水準基標の標高を定める作業をいう。
⑩水準基標は、水位標に近接した位置に設置するものとする。
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