【下水道2種検定試験】問題〜復習・確認用テスト75〜

下水道2種検定試験

第75回

問題

土留め工

◯自立式は、比較的良質な地盤で①【A:1・B:3】m程度までの浅い掘削に用いられ、機械掘削が容易である。他の支保形式に比較して土留め壁の変位は②【A:大きく・B:小さく】なる。

③切ばり式は、大型の機械施工が【A:容易・B:困難】である。

④グラウンドアンカー式は、大型の機械施工が【A:容易・B:困難】である。

◯控え杭タイロッド式は、比較的良質な地盤で⑤【A:浅い・B:深い】掘削に適し、土留め壁周辺に控え杭等の意設置用地が必要である。機械掘削は⑥【A:容易・B:困難】である。

掘削底面の安定

⑦柔らかい粘性土地盤を掘削する場合は、【A:ヒービング・B:ボイリング】に対する検討を行う。

⑧地下水の高い砂質地盤を掘削する場合は、【A:ヒービング・B:ボイリング】に対する検討を行う。

⑨粘性土等の難透水性地盤の下に被圧帯水層がある地盤を掘削する場合は、【A:ヒービング・B:盤ぶくれ】に対する検討を行う。

⑩【A:ボイリング、盤ぶくれと同じ地盤・B:固い粘性土地盤】で水みちができやすい状態にある地盤を掘削する場合は、パイピングに対する検討を行う。

答え

 ①B:3

②A:大きく

③B:困難

④A:容易

⑤A:浅い

⑥A:容易

⑦A:ヒービング

⑧B:ボイリング

⑨B:盤ぶくれ

⑩A:ボイリング、盤ぶくれと同じ地盤

復習・確認

土留め工

・自立式は、比較的良質な地盤で3m程度までの浅い掘削に用いられ、機械掘削が容易であるが、他の支保形式に比較して土留め壁の変位は大きくなる。

・切ばり式は、現場状況に応じて支保工の数、配置等の変更が可能であるが、機械掘削、躯体構築時等に支保工が障害となりやすい。

・グラウンドアンカー式は、切ばり式のような作業空間の制限を受けないため、大型の機械施工が容易である。

・控え杭タイロッド式は、比較的良質な地盤で浅い掘削に適し、土留め壁周辺に控え杭等の意設置用地が必要であるが機械掘削は容易である。

掘削底面の安定

・柔らかい粘性土地盤を掘削する場合は、ヒービングに対する検討を行う。

・地下水の高い砂質地盤を掘削する場合は、ボイリングに対する検討を行う。

・粘性土等の難透水性地盤の下に被圧帯水層がある地盤を掘削する場合は、盤ぶくれに対する検討を行う。

・ボイリング、盤ぶくれと同じ地盤で水みちができやすい状態にある地盤を掘削する場合は、パイピングに対する検討を行う。

その他の問題

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※随時更新していきます。

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皆さんの合格の手助けになれば嬉しく思います。

皆さんのこれからがより輝くものになりますように。

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