下水道2種検定試験の学習に活用していただければと思い作成しました。
問題
杭の構造
①【A:PHC・B:SC】杭に用いる鋼管杭の厚さは、設計上必要な厚さに腐食による減厚を加えたものとする。
②SC杭の【A:各部・B:鋼管杭】の厚さは、最小肉厚9mmとする。
③場所打ち杭の軸方向鉄筋は、【A:同形棒鋼・B:異形棒鋼】とする。
④鋼管杭の軸方向鉄筋の継手は、一般には【A:重ね継手・B:アーク溶接継手】とする。
鋼矢板の現場継手
⑤継手工法として現場溶接を用いる場合は、継手部の断面剛性を上げるため、【A:突合せ溶接のみ・B:突合せ溶接と添接溶接の併用】とするのがよい。
⑥ボルト接合工法を用いる場合は、応力伝達の目的で、溶接接合と【A:併用する・B:併用しない】。
⑦鋼矢板の継手溶接作業は、作業管理が十分行えるよう、原則として【A:建込前・B:建込後】に行う。
⑧継手が同一箇所に集中することがないよう、隣接する矢板継手とは上下1ⅿ以上離して【A:同方向・B:千鳥】に設ける。
腹起し
⑨腹起しは応力の伝達に関し配慮する【A:必要がある・B:必要はない】。
⑩腹起しは、切ばり又はグラウンドアンカー位置を始点とする単純ばりとして計算する。ただし、良好な継手構造で連続ばりとして曲げモーメント及びせん断力を十分伝達できる場合は、連続ばりとして計算【A:できる・B:できない】。
答え
①B:SC
②B:鋼管杭
③B:異形棒鋼
④B:アーク溶接継手
⑤B:突合せ溶接と添接溶接の併用
⑥B:併用しない
⑦A:建込前
⑧B:千鳥
⑨A:必要がある
⑩A:できる
復習・確認
杭の構造
①SC杭に用いる鋼管杭の厚さは、設計上必要な厚さに腐食による減厚を加えたものとする。
②SC杭の鋼管杭の厚さは、最小肉厚9mmとする。
③場所打ち杭の軸方向鉄筋は、異形棒鋼とする。
④鋼管杭の軸方向鉄筋の継手は、一般には継手金具を用いたアーク溶接継手とし、全周全厚突合せ溶接としてよい。
鋼矢板の現場継手
⑤継手工法として現場溶接を用いる場合は、継手部の断面剛性を上げるため、突合せ溶接と補強版の添接溶接の併用とするのがよい。
⑥ボルト接合工法を用いる場合は、応力伝達の目的で、溶接接合と併用してはならない。
⑦鋼矢板の継手溶接作業は、作業管理が十分行えるよう、原則として建込前に行う。
⑧継手が同一箇所に集中することがないよう、隣接する矢板継手とは上下1ⅿ以上離して千鳥に設ける。
腹起し
⑨腹起しは応力の伝達に関し配慮する必要がある。
→土留め壁の施工精度によっては、腹起しと土留め壁との間に隙間が生じる。この隙間は、土留め壁に作用する側圧を腹起しに均等に伝えることができないため、パッキング材や間詰コンクリート等で土留め壁と腹起しを密着させる必要がある。
⑩腹起しは、切ばり又はグラウンドアンカー位置を始点とする単純ばりとして計算する。ただし、良好な継手構造で連続ばりとして曲げモーメント及びせん断力を十分伝達できる場合は、連続ばりとして計算できる。
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皆さんのこれからがより輝くものになりますように。
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