下水道2種検定試験の学習に活用していただければと思い作成しました。
問題
杭基礎における群杭作用
〇群杭の押込み支持力は、杭中心間隔が十分①【A:広い・B:密な】場合には、単杭の本数倍としてみなして差し支えないが、杭中心間隔がある程度より②【A:広く・B:密に】なると、群杭による影響を考慮して支持力を低減して評価する必要がある。ただし、③【A:支持杭の場合には、摩擦杭に比べて・B:摩擦杭の場合には、支持杭に比べて】杭相互の影響が大きいとされる。
・群杭が水平力を受ける場合には、各杭の荷重分担が相違し、全体としての効率は、単杭の場合に比べて④【A:向上・B:低下】する。
直接基礎の設計
⑤水平荷重は、基礎底面地盤の【A:せん断地盤反力・B:鉛直地盤反力】のみで抵抗させることを原則とする。
⑥基礎底面地盤の許容鉛直支持力は、【A:構造物を支持できる最大抵抗力・B:基礎底面地盤の極限支持力及び基礎の沈下量】を考慮して求める。
⑦地盤反力度及び変位は、基礎及び地盤を【A:剛体・B:弾性体】として求める。
杭基礎の支持層の確認方法
⑧デリバリーホースから排出される循環水に含まれる砂を採取し支持層の確認を行うのは【A:リバース工法・オールケーシング工法】である。
⑨バケットにより掘削した資料の土質と深度により支持層の確認を行うのは【A:アースドリル工法・B:バイブロハンマ工法】である。
⑩リバウンド量、貫入量などから打止めを決定するのは【A:貫入工法・B:打撃工法】である。
答え
①A:広い
②B:密に
③B:摩擦杭の場合には、支持杭に比べて
④B:低下
⑤A:せん断地盤反力
⑥B:基礎底面地盤の極限支持力及び基礎の沈下量
⑦B:弾性体
⑧A:リバース工法
⑨A:アースドリル工法
⑩B:打撃工法
復習・確認
杭基礎における群杭作用
①~③
・群杭の押込み支持力は、杭中心間隔が十分広い場合には、単杭の本数倍としてみなして差し支えないが、杭中心間隔がある程度より密になると、群杭による影響を考慮して支持力を低減して評価する必要がある。ただし、摩擦杭の場合には、支持杭に比べて杭相互の影響が大きいとされる。
④群杭が水平力を受ける場合には、各杭の荷重分担が相違し、全体としての効率は、単杭の場合に比べて低下する。
直接基礎の設計
⑤水平荷重は、基礎底面地盤のせん断地盤反力のみで抵抗させることを原則とする。
→鉛直荷重は、基礎底面地盤の鉛直地盤反力のみで抵抗させなければならない。
⑥基礎底面地盤の許容鉛直支持力は、基礎底面地盤の極限支持力及び基礎の沈下量を考慮して求める。
⑦地盤反力度及び変位は、基礎及び地盤を弾性体として求める。
杭基礎の支持層の確認方法
⑧デリバリーホースから排出される循環水に含まれる砂を採取し支持層の確認を行うのはリバース工法である。
→オールケーシング工法における支持層の確認方法については、ハンバグラブより排出した土を目視にて、土質柱状図や土質試験のサンプルと比較している。
⑨バケットにより掘削した資料の土質と深度により支持層の確認を行うのはアースドリル工法である。
→バイブロハンマ工法は、バイブロハンマモータの電流値、貫入速度などから打止めを決定する。
⑩リバウンド量、貫入量などから打止めを決定するのは打撃工法である。
その他の問題
※随時更新していきます。
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皆さんのこれからがより輝くものになりますように。
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