実際に私が勉強に使用したオリジナルまとめノートを公開しています。
試験勉強の手助けになれば嬉しく思います。
平成25年度試験~令和2年度試験の内容まで反映しております。
赤文字は重要ポイントです。
エネルギー
〇近年、地球温暖化に代表される地球環境問題の抑止の観点から、省エネルギー技術や化石燃料に頼らない、エネルギーの多様化推進に対する関心が高まっている。例えば、各種機械やプラントなどのエネルギー効率の向上を図り、そこから排出される廃熱を回生することによって、化石燃料の化学エネルギー消費量を減らし、温室効果ガスの削減が行われている。とりわけ、環境負荷が小さい再生可能エネルギーの導入が注目されているが、現在のところ、急速な普及に至っていない。
〇さまざまな課題を抱える地球規模でのエネルギー資源の解決には主として「エネルギーの安定供給(Energy Security)」「環境への適合(Environment)」「経済効率性(Economic Efficiency)」の3Eの調和が大切である。
〇再生可能エネルギーとは、化石燃料以外のエネルギー源のうち永続的に利用することができるものを利用したエネルギーであり、代表的な再生可能エネルギー源としては太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなどが挙げられる。
〇スマートシティやスマートコミュニティにおいて、地域全体のエネルギー需給を最適化する管理システムを「地域エネルギー管理システム(CEMS:Community Energy Management System)」という。
〇コージェネレーション(Cogeneration)とは、熱と電気(または動力)を同時に供給するシステムをいう。
〇ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)は、高効率機器を導入すること等を通じて大幅に省エネを実現した上で、再生可能エネルギーにより、年間の消費エネルギー量を正味でゼロとすることを目指す住宅をいう。
水害・土砂災害の防災
・〇現在、地球規模で地球温暖化が進んでいる。
〇気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書(AR5)によれば、将来、温室効果ガスの排出量がどのようなシナリオにおいても、21世紀末に向けて世界の平均気温は上昇し、気候変動の影響のリスクが高くなると予測されている。
〇国内においては、日降水量100mm以上及び200mm以上の日数は1901〜2017年において増加している一方で、日降水量1.0mm以上の日数は減少している。
〇今後も比較的高水準の温室効果ガスの排出が続いた場合、短時間強雨の頻度がすべての地域で増加すると予測されている。また、経済成長に伴う人口・建物の密集、都市部への諸機能の集積や地下空間の大規模・複雑な利用等により、水害や土砂災害による人的・物的被害は大きなものとなるおそれがあり、復旧・復興に多大な費用と時間を要することとなる。
〇水害、土砂災害から身を守るには、まず地域の災害リスクを知ることが大事である。
〇ハザードマップは、水害・土砂災害等の自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図として表したもので、災害の発生が予測される範囲や被害程度、さらには避難経路、避難場所などの情報が地図上に図示されている。
〇気象庁は、大雨や暴風などによって発生する災害の防止・軽減のため、気象警報・注意報や気象情報などの防災気象情報を発表している。これらの情報は、防災関係機関の活動や住民の安全確保行動の判断を支援するため、災害に結びつくような激しい現象が予想される数日前から「気象情報」を発表し、その後の危険度の高まりに応じて注意報、警報、特別警報を段階的に発表している。
〇危険が迫っていることを知ったら、適切な避難行動を取る必要がある。
〇災害が発生し、又は発生するおそれがある場合災害対策基本法に基づき市町村長から避難準備・高齢者等避難開始、避難勧告、避難指示(緊急)が出される。避難勧告等が発令されたら速やかに避難行動をとる必要がある。
〇災害が起きてから後悔しないよう、非常用の備蓄や持ち出し品の準備、家族・親族間で災害時の安否確認方法や集合場所等の確認、保険などによる被害への備えをしっかりとしておく。
〇突発的な災害では避難勧告等の発令が間に合わないこともあり、避難勧告等が発令されなくても、危険を感じたら自分で判断して避難行動をとることが大切なことである。
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