ある日運動をしている最中、急に膝の痛みが発症しました。
走っていて急に止まったときに痛みが発症し、膝に体重がかかると痛みが出るようになりました。
数日すると収まったのですが違和感は感じており、痛みをぶり返すこともありました。
一度痛みを発症するとそれから2,3日は階段の上り下りにも若干の支障をきたしています。
膝用のサポーターを使用することで対処していましたが、正しい対処や再発防止に向けて取り組めることなどがないかと思い、整形外科や接骨院に通院した結果や、自身で調べた内容等をまとめていきます。
情報を調べたHPや書籍、動画元についても最後にまとめていきます。
基本的な知識や、NGとされている対処法など、情報収集のお役に立てればと思います。
膝痛発症から4ヶ月
4ヶ月の間、
- 痛みが発症してから1週間もしない内に回復。全力疾走もできる。
- 全く問題のない左膝と比べると右膝に若干の違和感は残っている(気がする)。
- 最初に痛めた時のように、全力疾走から急に止まる動きをしたときに同様の痛みを発症する。
- 1〜3を繰り返す。
という感じでした。
3〜4回程は繰り返していると思います。
回復すれば全力疾走もできていたので、しょうがないぐらいに思っていましたが、こうも繰り返していくとさすがに取り返しがつかないことになりそうな気がしたので対処することにしました。
整形外科を受診
膝痛の発症から約4ヶ月が経過し、やっと整形外科を受診しました。
診察とレントゲン検査を行いました。
レントゲンの結果、膝の骨など見える部分での外傷は見られないとのことでした。
「軽度の前十字靭帯損傷」の疑いがあるが断定できるほどでもないということでした。
前十字靭帯損傷の対処として、10代〜20代、プロスポーツ選手であれば再建手術を行う選択となるが、私は受診した現在31歳で少年野球の指導やダンスなどをしているもののプロではなくなんとも微妙な状況です。
前十字靭帯損傷と決まったわけではないので気を急ぐ必要はありませんが、もし確実にそうだとなった場合には再建手術を行うかどうかの選択はすることになるだろうとのことでした。
スポーツをしなかったり、年齢が高ければそのまま対処療法を行い、手術まではしないようです。
接骨院を受診
整形外科を受診した日と同日、受診結果を持って接骨院へ向かいました。
整形外科で言われたことについてそのまま伝えます。
診察と電気機器、レーザー機器、超音波機器を使った治療と、整体治療を受けました。
そのご症状についての説明があり、「おそらく前十字靭帯損傷ではないと思われる。」との事でした。
前十字靭帯を損傷すると膝の安定性が失われる(膝がグラグラする、ずれるみたいな感じ)ようですが、渡しの場合は多少ずれる感じはあったとしても、そこまでのズレは感じないようです。
では何が痛みの原因なのかということですが、それについては「膝皿下脂肪体」という症状と思われるとのことでした。
ざっくりとした説明ですが、膝の皿の下にある脂肪の塊が上手い具合にクッションや滑動の役目を果たしていないことで痛みを発症しているようです。
膝の皿の下の少しぷにぷにした部分を押したら痛いことや、脂肪体のある位置が痛みとピンポイントであることから自身の感覚とも合う気がします。
今後の予定について(2024年5月1日時点)
今後の予定については、膝の痛みは「膝皿下脂肪体」ということで、接骨院で回復に向けて治療をしていくことに決めました。
また経過などまとめていきます。
普段気をつけることとしては、痛みがあるときに無理をしない。安静にする。ということは言われました。
感じたこと
今回感じたことは、まず身体に明らかな異常があれば受診をしようということです。
治療するかどうかではなく、受診することで自身の身体がどうなっているのか、怪我なのかそうではないのかを正しく知れる可能性はぐっと高まります。
野球を教えている子ども保護者に対しては、すぐに病院へとは言っていますが、自身のこととなると「プレーヤーでもないしまあ様子をみるか。」と判断していましたが、それは大きな間違いであると思いました。
自分の身体を一番守るべきは自分自身です。
そのためにも4ヶ月も放置せずすぐに受診すべきだったと思います。
たらればですが、そうすれば今よりも軽度で改善するために必要な時間も少なくて済んだかもしれません。
大怪我になっていないのが幸いですが、怪我をして歯痒い思いをするのも自分自身なのでもっと自身の身体には気を配っていきたいと思います。
その他膝の痛みについて調べたこと
整形外科や接骨院で言われたこと以外に、自身で調べたことについてもまとめていきます。
情報元についても最後にまとめていますので、情報収集の参考にしていただければと思います。
膝の痛みの原因
主に大腿骨と脛骨(けいこつ)がぶつかることで痛みが生じます。
通常であれば大腿骨と脛骨の間には軟骨や半月板があり、それらがクッションとしての役割を果たしています。
それらが経年劣化によって損傷したり、使用することで炎症を引き起こしたりして膝の痛みとして発症することが基本的な流れです。
また、急激な運動によって膝の靭帯を痛めるということもあります。
対策
膝の痛みに対する対策としては大きく保存療法と手術が挙げられます。
まずは湿布や痛み止めなどを使用して痛みを緩和する保存療法が選択され、それらでは改善が見られない場合は手術などの手段を取るようになるようです。
手術する場合は、注射のような簡易なものから人工関節を入れる大掛かりなものまであります。
勘違いしやすい対応
膝の痛みが伴う運動はNG
膝の痛み解消のために筋力を向上させることが効果的であることは間違いないく、特に大腿四頭筋(太ももの前側)の筋肉は膝のクッション作用を助けてくれます。
しかし、運動をするときに膝の痛みを我慢してまで行うのは逆効果になります。
「痛みがあるまま無理して運動している=悪化させている」という認識です。
運動をするとしても痛みを伴わない内容、強度を選択することが大切になります。
サプリメントは万能ではない
サプリメントの接種により膝痛の解消を期待することもあると思いますが、科学的な根拠は示されていません。
サプリメントで謳われている成分は膝関節に大事なものであることに間違いないないですが、それらの成分は口から接種して消化器官を通りそのままピンポイントで膝に届くわけではありません。
全く効果がないという訳ではありませんが、サプリメントのみで万事OKという万能なものではないということも併せて認識しておきたいです。
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