コンパクトシティ、公共交通

実際に私が勉強に使用したオリジナルまとめノートを公開しています。

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平成25年度試験~令和2年度試験の内容まで反映しております。

コンパクトシティ

・コンパクトシティ政策は、都市の郊外拡大化、スプロール化を抑制し、市街地のスケールを小さく保ち、歩いてゆける範囲を生活圏と捉え、コミュニティの再生や住みやすいまちづくりを目指そうとする政策。国土交通省も強力に推し進めている。ただし、コンパクトシティはスプロール化を抑制するための政策であり、中山間地の居住者の都市部の移転を促すわけではない。
・欧州では、1980年代後半から土地利用計画と交通計画の融合という観点から、コンパクトシティの実現に向けた取組がなされてきたが、日本では近年になって交通計画と融合したコンパクトシティ政策が国の政策として考慮されるようになった。
・コンパクトシティ政策を推進するうえでは、都市の密度だけではなく、住居者の生活スタイルや行動パターンを含めた検討を行うことが重要である。
・2012年に施工された「都市の低炭素化の促進に関する法律」により、市町村や民間が低炭素化を通じた都市のコンパクト化を進めるための後押しがなされるようになった。
・2014年の都市再生特別措置法の改正により、市町村は公共交通ターミナルを中心とした都市機能誘導区域や、住居を誘導し人口密度を維持する居住誘導区域を指定することが可能となった。

公共交通

・LRT:低床式車両の活用や軌道、電停の改良による乗降の容易性、定時性、速達性、快適性などの面で優れた特徴を有する次世代の軌道系交通システムである。
・コミュニティバス:地域住民の多様なニーズにきめ細やかに対応する地域密着型バス。交通空白地域、不便地域の解消等を図るため、民間交通事業者が主体的に計画し運行する。
・BRT:高速輸送バスシステム。バスの定時性、速達性の確保のため、輸送力を向上させた高度なバスサービス。
・デマンド交通は、利用者が電話などで乗車を予約し、乗り場や行先はエリア内なら希望できる。利用者がいなければ走る必要がなく、小型車で済むことから、経費削減やバスが走れない狭い道でも運行ができる。タクシーのような希望時間の乗車が必ずしも可能ではなく、乗り合いとなるため、すぐに目的地まで行けないこともある。
・トランジットモール:中心市街地のメインストリートなどで一般車両を制限し、道路を歩行者、自転車とバスや路面電車などの公共交通機関に開放することで街の賑わいを創出すること。

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