舗装の性能指標

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舗装の性能指標

・舗装の性能指標:舗装の性能を示す指標。
・舗装の性能指標の値は施工直後の値とするが、施工直後の値だけでは性能の確認が不十分である場合には、必要に応じ、供用後一定期間を経た時点での値を設定する。
・舗装の性能指標は、原則として車道及び側帯の舗装の新設、改築及び大規模な修繕の場合に設定する。
・舗装の性能指標及びその値は、道路の存する地域の地質及び気象の条件、交通の条件、沿道の土地利用状況などを勘案して、舗装が置かれている状況ごとに、道路管理者(発注者)が設定する。
・雨水を道路の路面下に円滑に浸透させることができる構造とする場合には、舗装の性能指標として浸透水量を設定する。
・疲労破壊輪数、塑性変形輪数及び平たん性は必須の舗装性能指標であるので、路肩全体やバス停などを除き必ず設定する。
・疲労破壊輪数:舗装道において、舗装路面に49kNの輪荷重を繰り返し加えた場合に、舗装にひび割れが生じるまでに要する回数。舗装を構成する層の数並びに各層の厚さ及び材質(舗装構成)が同一である区間ごとに定められるもの。
・塑性変形輪数:舗装道において、舗装の表層の温度を60℃とし、舗装路面に49kNの輪荷重を繰り返し加えた場合に、当該舗装路面が下方に1mm変位するまでに要する回数。舗装の表層の厚さ及び材質が同一である区間ごとに定められているもの。
・平たん性:舗装道の車道において、車道の中心線から1m離れた地点を結ぶ中心線に平行する2本の線のいずれか一方の線上に延長1.5mにつき1箇所以上の割合で選定された任意の地点について、舗装路面と想定平たん舗装路面(路面を平たんとなるよう補正した場合に想定される舗装路面)との高低差を測定することにより得られる当該高低差のその平均値に対する標準偏差で、舗装の表層の厚さ及び材質が同一である区間ごとに定められるもの。
・浸透水量:舗装道において、直径15cmの円形の舗装路面の路面下に15秒間に浸透する水の量で、舗装の表層の厚さ及び材質が同一である区間ごとに定められるもの。
・舗装計画交通量:舗装の設計の基礎とするために、道路の計画交通量及び2以上の車線を有する道路にあっては各車線の大型の自動車の交通の分布状況を勘案して定める大型の自動車の1車線あたりの日交通量をいう。
・舗装の設計期間:自動車の輪荷重を繰り返し受けることによる舗装のひび割れが生じるまでに要する期間として道路管理者が定める期間。

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