普通分娩か帝王切開か
朝、産院から連絡があり、妻と話す。
「お産もあまり進んでなくて、羊水も少なくなって今後赤ちゃんが辛くなるかもしれない。このままギリギリまでお産が進むのを待つか、赤ちゃんが元気な今のうちに帝王切開するかどうか決めないといけない。」と。
妊娠中から妊娠線のケアもしてきたし、帝王切開することでお腹に傷ができるのは妻としてはショックだと思う。
ただ、私の想いとしてはとにかく母子ともに無事に産まれてくる事だったのでその気持ちを話して帝王切開の選択を決断することに。
妻も「赤ちゃんが元気で産まれてくる方が望ましい」という気持ちは一緒だったので、辛いながらにも選択自体はすぐに決まった。
支度をして産院へ
産院へ到着し、帝王切開の説明、術後の流れを妻と一緒に聞く。
その間も定期的に弱めの陣痛が数分おきにやってきて妻はつらそう。
特に何もできないが腰をさすったりしながらとにかく傍に着いている。
帝王切開の恐怖心、術後の不安感などもあり体力だけではなく気持ち的にも辛い時間。
お産が進んで普通分娩へ
帝王切開の準備を全て整えてこれから手術。
という直前のタイミングで、助産師さんが一応お産の進度をチェックすると、子宮口が8cmぐらいに開いているとのこと。
10cmで産まれるので8cmはほぼ生まれる直前まで進んでいる状態。
赤ちゃんもまだ元気ということで、まさかの経膣分娩へ再移行。
陣痛も激しくなり、妻も痛いの連呼。
苦しそうだけど何もできることはなく、ただひたすら腰をさすったり脚を揉んだりして少しでも気持ちを落ち着かせるだけ。
(後から知ったけど、とにかく立ち会ったいたこと、それまでの予習がそこそこ役に立っていたらしい)
母子ともに無事出産
経膣分娩に移行してから1時間ほど。
無事に子どもが産まれてくる。
産声もすぐに上げてくれて元気な様子。
へその緒は私が切らせてもらい、我が子は妻の胸の上へ。
なんて言っていいか分からない気持ちが込み上げてくる。
とにかく感動。
そして安心。
出産直後はまだ気は抜けないけど嬉しさもあり半分ぐらい緊張の糸が切れて感情も溢れる。
母子それぞれの経過診断のため一旦退出し、体調に変化などがないことを確認して再度顔を合わせる。
初めて抱っこ
我が子を抱っこさせてもらう。
小さいし軽い。
産まれてきてありがとうという気持ちと、よく頑張ったねという気持ちでいっぱい。
現時点ではママ似ではなくパパ似。
男の子でよかったと思う。
一段落して私は退出
出産後赤ちゃんの身体検査などが終わって少しすると退出することに。
明日から退院までの5日後までは1日15分の面会のみ。
母子ともに産まれてほっとした気持ちと嬉しさとともに帰宅。
まだまだ一緒にいたい気持ちもあるけどそれは明日以降まで我慢。
空いた時間で親や親戚、会社などへ連絡。
妻は疲れ切っているので色々連絡が来られても(嬉しいけど)対応する余裕はないので、できるだけそっとしておきたい。
出産の後陣痛、発熱、身体中の痛みなど手一杯。
疲労困憊で助産師さんが赤ちゃんを預かっている時間に少しでも休みたいとのこと。
そのため家族や近い親戚など大体の所には出産の報告と、また落ち着いたら連絡することを伝える。
(これは妻と話して決めた。)
ドーナツクッションが欲しい!
そして、早急に必要とのことで「ドーナツクッション」を探しにいく。
色々見に行ったけど、これがいいとAmazonで指定があったので注文することに。届くのは2日後なのでそれまで繋ぎのクッションを購入。
部屋が畳ということもあり座るのが痛くて辛いとのこと。
とりあえず間に合わせでも明日クッションを持っていこう。
なんだかんだ疲れていたようで、夜はぐっすり、わたしも体重が2kg減っていた。
とにかく産まれてくれて良かった。
妻も子どももよく頑張ってくれて感謝しかない。
ありがとう。
出産準備&出産当日に役立った本
はじめてママ&パパの妊娠・出産 最新版 (実用No.1シリーズ)

購入したドーナツクッション
【Poco’ce掲載×助産師が推薦】 円座クッション ドーナツクッション 産後 痔 高反発

コメント