実際に私が勉強に使用したオリジナルまとめノートを公開しています。
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平成25年度試験~令和2年度試験の内容まで反映しております。
赤文字は重要ポイントです。
【気候変動】
〇気候変動の影響に対処するには、温室効果ガスの排出の抑制等を図る「緩和」に取り組むことが当然必要だが、既に現れている影響や中長期的に避けられない影響による被害を回避・軽減する「適応」もまた不可欠なものである。
〇気候変動による影響は様々な分野・領域に及ぶため関係者が多く、さらに気候変動の影響が地域ごとに異なることから、適応策を講じるに当たっては、関係者間の連携、施策の分野横断的な視点及び地域特性に応じた取組が必要となる。
〇気候変動の影響によって気象災害リスクが増加するとの予測があり、こうした気象災害へ対処していくことも「適応」だが、その手法には様々なものがあり、生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)もそのひとつである。具体的には、遊水効果を持つ湿原の保全・再生や、多様で健全な森林の整備による森林の国土保全機能の維持などが挙げられる。これは適応の取組であると同時に、生物多様性の保全にも資する取組でもある。
〇適応策を講じるに当たっては、複数の効果をもたらすよう施策を推進することが重要とされている。
【日本の産業技術の発展】
日本の工業化は明治維新を経て大きく進展していった。
明治維新から第二次世界大戦に至るまでの日本の産業技術の発展
〇江戸時代に成熟していた手工業的な産業が、明治維新によって開かれた新市場において、西洋技術を取り入れながら独自の発展を生み出していった。
〇西洋の先進国で標準化段階に達した技術一式が輸入され、低賃金の労働力によって価格競争力の高い製品が生産された。
〇日本工学会に代表される技術系学協会は
、欧米諸国とは異なり大学などの高学歴出身者たちによって組織された。
〇工業化の進展にともない、技術官僚たちは行政における技術者の地位向上運動を展開した。
〇工場での労働条件を改善しながら国際競争力を強化するために、テイラーの科学的管理法が注目され、その際に統計的労働管理の方法が導入された。
18世紀後半からイギリスで産業革命を引き起こす原動力となった、現代工業化社会の基盤を形成した自動織機や蒸気機関などの新技術
〇一見革命的に見える新技術も、多くは既存の技術をもとにして改良を積み重ねることで達成されたものである。
〇産業革命は、いわゆるブルジョワ(産業資本家)によって主導された。
〇新技術の発展により、手工業的な作業場は機械で重装備された大工場に置き換えられていった。
〇新技術のアイデアには、からくり人形や自動人形などの娯楽製品から転用されたものもある。
〇新技術は生産効率を高めたが、反面で安い労働力を求める産業資本が成長し、長時間労働や児童労働などが社会問題化した。
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