【環境・エネルギー 6/10】〜長期エネルギー需給見通し、電気エネルギーの貯蔵・発電〜

技術士一次試験

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【長期エネルギー需給見通し】

経済産業省発表の「長期エネルギー需給見通し」より

〇依然として火力(LNG+石炭+石油)が5割強を占める。尚、震災の影響で原子力は3割程度から2割強に減少、再生エネルギーは増加するものの2割程度。

〇2030年度の電源構成に関して、総発電電力量に占める原子力発電の比率は20-22%程度である。

〇2030年度の電源構成に関して、総発電電力量に占める再生可能エネルギーの比率は22-24%程度である。

〇2030年度の電源構成に関して、総発電電力量に占める石油火力発電の比率は50%強とされている。

〇徹底的な省エネルギーを進めることにより、大幅なエネルギー効率の改善を見込む。これにより、2013年度に比べて2030年度の最終エネルギー消費量の低下を見込む。

〇エネルギーの安定供給に関連して、2030年度のエネルギー自給率は、東日本大震災前を上回る水準(25%程度)を目指す。ただし、再生可能エネルギー及び原子力発電を、それぞれ国産エネルギー及び準国産エネルギーとして、エネルギー自給率に含める。

【電気エネルギーの貯蔵・発電】

〇一次電池とは、マンガン乾電池のように一度で使いきりとなり、再び使用できない電池のことである。

二次電池とは、リチウムイオン電池やニッケル水素電池のように電して再び使用することのできる電池のことをいう。

電気二重層キャパシタは急速な充放電が可能であり、充放電サイクル寿命が優れた蓄電デバイスである。電気二重層キャパシタは一部の乗用車に搭載され始めている。

天然ガス燃料のコンバインドサイクル発電では、天然ガスの燃焼ガスのエネルギーを利用してまずガスタービンを駆動し、その廃熱を用いて蒸気タービンを駆動することにより総合的な発電効率を上げている。

〇燃料電池は「水の電気分解」と逆の原理で発電する。水の電気分解は、水に外部から十分な電圧をかけて水素と酸素に分解するが、多くの燃料電池は水素と酸素を電気化学反応させて電気をつくる

揚水式水力発電は、余剰電力の発生する時間帯に低所の水を高所にくみ上げ、その位置エネルギーを利用して電力需給のひっ迫する時間帯に発電するものであり、電気エネルギーを貯蔵するシステムといえる。

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