【材料・科学・バイオ 3/5】〜極性、PCR法、同位体、酸とアルカリ、物質〜

技術士一次試験

実際に私が勉強に使用したオリジナルまとめノートを公開しています。

試験勉強の手助けになれば嬉しく思います。

平成25年度試験~令和2年度試験の内容まで反映しております。

赤文字は重要ポイントです。

【極性】

〇極性:ジエチルエーテル

〇極性ではない:二酸化炭素、メタン、三フッ化ホウ素、四塩化炭素

【PCR法】

〇PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)法は,細胞や血液サンプルからDNAを高感度で増幅することができるため、遺伝子診断や微生物検査、動物や植物の系統調査等に用いられている。PCR法は通常(1)DNAの熱変性、(2)プライマーのアニーリング、(3)伸長反応の3段階からなっている。

〇耐熱性の高いDNAポリメラーゼが、PCR法に適している。

〇DNAの熱変性では、2本鎖DNAの水素結合を切断して1本鎖DNAに解離させるために加熱を行う。

〇アニーリング温度を低くしすぎると、1本鎖DNAに対するプライマーの非特異的なアニーリングが起こりやすくなる。

〇伸長反応の時間は増幅したい配列の長さによって変える必要があり、増幅したい配列が長くなるにつれて伸長反応時間は長くする。

〇PCR法により増幅したDNAにプライマーの塩基配列は含まれる

【同位体】

〇陽子の数、電子の数は等しくなる。

〇原子核中に含まれる中性子の数が異なる。

〇化学的性質はほぼ同じである。

〇放射線を出す同位体は、医療、遺跡の年代測定などに利用されている。

〇放射線を出す同位体は、放射線を出して別の原子に変わるものがある。

【酸とアルカリ】

〇酸性度の強い順に、塩酸 > 酢酸 > フェノール

〇酢酸は弱酸であり、炭酸の酸性度はそれより弱く、フェノールは炭酸より弱酸である。

〇水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウムは水に溶けて強塩基性を示す。

〇炭酸カルシウムに希塩酸を加えると、二酸化炭素を発生する。

〇塩化アンモニウムと水酸化カルシウムの混合物を加熱すると、アンモニアを発生する。

〇塩酸は強酸、酢酸は弱酸であり、pHは異なる。

〇「硫酸:強酸性」「塩酸:強酸性」「酢酸:弱酸性」

〇「水酸化ナトリウム:強アルカリ性」「アンモニア水:弱アルカリ性」

【物質】

アンモニアはハーバー・ボッシュ法により製造される。

〇黄リンは淡黄色の固体で猛毒、空気中では自然発火するので水中に保管する。

〇酸化チタン(Ⅳ)の中には光触媒としてのはたらきを顕著に示すものがあり、抗菌剤や防汚剤として使われている。

〇グラファイトは炭素の同素体の1つで、柔らかく、電気伝導性がある

〇鉛は鉛蓄電池の負極、酸化鉛(Ⅱ)はガラスの原料として使われている。

まとめノート一覧

まとめノート一覧はこちら

※記事が完成次第、随時追加致します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました