前のページ←41日目:妻のワンオペで起きた育児の奇跡と成長の一日
前回、私が資格試験で不在の間、妻のワンオペ育児で「息子が床で寝る」という奇跡が起きたことをご報告しました。
「これはついに、背中スイッチ卒業か!?」
「わが家に平和な夜が訪れるのか!?」
そんな淡い期待を胸に、生後1ヶ月のビッグイベント「お宮参り」に挑んだのですが、現実はそう甘くありませんでした(笑)。
いざ、お宮参りへ!太鼓の音にも動じない大物感?
生後1ヶ月ということで、近くの神社へお宮参りに行ってきました。
42日目にスタジオアリスで衣装(祝い着)を借り、妻は美容院へ。
そして迎えた43日目、大安の当日。
両家の実家は事情があって来られなかったため、妻のおばさんが助っ人に来てくれて、私・妻・息子・おばさんの4人で神社へ向かいました。
ご祈祷が始まると、神主さんが太鼓を「ドンドン!」と打ち鳴らします。
「あ、これ絶対泣くやつだ」と身構えたのですが……
息子、まさかの無反応。
泣くこともなく、不思議そうにボーッとしていました(笑)。
さすが、私がいない間に「床で寝る」という偉業を成し遂げた男。肝が据わっているのかもしれません。
ご祈祷が終わり、絵馬に願い事を書きました。
書いたのはシンプルに「健やかに育ちますように」。
この1ヶ月、いろいろありましたけど、結局はこれに尽きますね。
元気でいてくれれば、もうそれだけでオールオッケーです。
スタジオアリスで炸裂した「渋すぎる表情」
お宮参りの後は、スタジオアリスで記念撮影です。
無料撮影券を持っていたので、それを使いました。
さすがプロのスタッフさんたち。
一人が息子の姿勢や服を整え、もう一人がタンバリンを振ってあやすという見事な連携プレー!
めちゃくちゃテキパキ進んでいきます。
さあ、可愛い笑顔を見せてくれ!とカメラを向けたその時。
息子、眉間にものすごいシワ。
「ここはどこだ?」「何をしているんだ?」と言わんばかりの、めちゃくちゃ険しい表情です(笑)。
スタッフさんが「上手だね〜!」「いいよ〜!」と盛り上げてくれるんですが、その横で息子はずっと「激渋フェイス」。
もう、おかしくてたまりませんでした。
皮肉なことに、衣装チェンジの時だけはニコニコ笑っていたんですけどね……。
「今じゃないんだよなぁ〜」と思いながらも、まあこれも良い思い出です。
床で寝る奇跡は続きませんでした(涙)
無事に行事を終え、家でおばさんが買ってきてくれた「1ヶ月おめでとうケーキ」を食べました(主役の息子はミルクで乾杯)。
お宮参りで撮った家族写真を母にLINEを送ったところ、返ってきたコメントは……
「顔が疲れとるな」
……バレてる(笑)。
自分たちでは気合を入れたつもりでしたが、やはり寝不足で目が開いていないのが写真にもバッチリ写っていたようです。
そうなんです。
前回の日記で書いた「床で寝る奇跡」。
あれ、続きませんでした。
「今日も寝てくれるかな?」という期待は見事に裏切られ、息子は通常運転の「抱っこマン」に戻っております。
やっぱり、あれはパパがいない緊急事態を察しての、一日限定のサービスだったようです。
床で寝ることもなければ、お宮参り前日は深夜もあまり眠ることはなく、絶賛寝不足の状態で迎えることになりました。
眠ったのは23時00分〜深夜1時と4時30分〜6時00分ぐらいでした。
抱っこ紐だとよく寝る不思議
最近、息子を抱っこ紐に入れて「縦抱き」にすると、ものすごい速さで寝落ちします。
どうやら、横抱きよりも縦抱きの方が落ち着くみたいなんですよね。
しかし、ここからが問題。
抱っこ紐で寝た後、布団に下ろす(着地させる)難易度が高すぎるんです。
下ろそうとすると背中スイッチが発動してしまう。
その結果、
「抱っこ紐で抱えたまま、私が椅子に座ってじっとしている」
というスタイルに落ち着きました。
下ろして起きてしまうリスクを冒すより、このまま私が人間ベッド(縦型)になった方が確実ですからね。
40日を過ぎて表情も豊かになり、プーメリーを目で追うようになり、成長は確実に感じています。
いつかまた「床で寝る奇跡」が起きるその日まで、夫婦で白目をむきながら、この愛おしい日々を乗り越えていこうと思います。
今日もお疲れ様でした!

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