【下水道2種検定試験】問題〜復習・確認用テスト44〜

下水道2種検定試験

下水道2種検定試験の学習に活用していただければと思い作成しました。

問題

反応タンク用の送風機設備

①吸込み弁による制御で風量調節されるのは【A:遠心式ターボ形ブロワ・B:容積形回転式ブロワ】である。

②インレットベーン制御で風量調節されるのは【A:遠心式ターボ形ブロワ・B:容積形回転式ブロワ】である。

③送風機の騒音は、一般的に単段増速ブロワよりも多段ターボブロワの方が【A:大きい・B:小さい】。

④遠心式ターボブロワの吐出し側の弁等を絞って抵抗を大きくすると風量は減少し、さらに絞ると管路系に空気の脈動と振動及び騒音等を発生する現象を【A:サージング・B:スロッシング】という。

⑤遠心式ターボブロワが密度の【A:大きい・B:小さい】空気を吸い込んだ場合は、圧力が低下し、動力も小さくなる。

⑥多段ターボブロワには、ケーシングを鋼板製としたものを使用【A:できる・B:できない】。

⑦多段ターボブロワの回転数は、電源の周波数が50Hzの場合約【A:3000・B:6000】min⁻¹である。

⑧単段増速ブロワは、羽根車の高速回転によって1段【A:10・B:100】kPa程度に昇圧するもので、高速回転による運転音が大きい。

⑨乾式空気ろ過器は送風機の吸込み側に設置し、通常、風速【A:0.5~1.5・B:1.5~2.5】m/秒である。

⑩送風機の吸込み空気の気温が-10℃になったとき、所要動力が標準吸込み状態20℃に比べ何倍程度になるかを求めた式として正しいのは【A:(273+20)/(273-10)・B: (273-10)/(273+20)】である。

答え

①A:遠心式ターボ形ブロワ

②A:遠心式ターボ形ブロワ

③B:小さい

④A:サージング

⑤B:小さい

⑥A:できる

⑦A:3000

⑧B:100

⑨B:1.5~2.5

⑩A:(273+20)/(273-10)

復習・確認

反応タンク用の送風機設備

①吸込み弁による制御で風量調節されるのは遠心式ターボ形ブロワである。

②インレットベーン制御で風量調節されるのは遠心式ターボ形ブロワである。

→容積形回転式ブロワの風量調節方法には、放風弁による調節、Vベルト駆動または可変速電動機による回転数制御の3通りがある。

③送風機の騒音は、一般的に単段増速ブロワよりも多段ターボブロワの方が小さい

④遠心式ターボブロワの吐出し側の弁等を絞って抵抗を大きくすると風量は減少し、さらに絞ると管路系に空気の脈動と振動及び騒音等を発生する現象をサージングという。

→スロッシングとは容器内の液体が外部からの比較的長周期の振動によって揺動することをいう。

⑤遠心式ターボブロワが密度の小さい空気を吸い込んだ場合は、圧力が低下し、動力も小さくなる。

⑥一般にターボブロワのケーシング(羽根車を止めるもの)は丈夫な鋳鉄製を用いるが、多段ターボブロワには、小風量用として、ケーシングを鋼板製としたものを使用することがある

⑦多段ターボブロワの回転数は、電源の周波数が50Hzの場合約3000min⁻¹である。

→電源の周波数が60Hzの場合約3600min⁻¹

⑧単段増速ブロワは、羽根車の高速回転によって1段100kPa程度に昇圧するもので、高速回転による運転音が大きい。

⑨乾式空気ろ過器は、送風機の吸込み側に設置し、通常、風速1.5~2.5m/秒である。

⑩送風機の吸込み空気の気温が-10℃になったとき、所要動力が標準吸込み状態20℃に比べ何倍程度になるかは (273+20)/(273-10)で求められ、1.11倍となる。

その他の問題

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※随時更新していきます。

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皆さんの合格の手助けになれば嬉しく思います。

皆さんのこれからがより輝くものになりますように。

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