【設計・計画 5/5】〜図形の基本事項、構造設計〜

技術士一次試験

実際に私が勉強に使用したオリジナルまとめノートを公開しています。

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令和4年度試験対応:平成25年度試験~令和3年度試験の内容まで反映しております。

赤文字は重要ポイントです。

【図面の基本事項】

〇図面は投影法において原則は第三角法、例外的に第一角法や矢示法を認めている

〇寸法記入は製作工程上に便利であるようにするとともに、作業現場で計算しなくても寸法が求められるようにする。

〇車輪と車軸のように、穴と軸とが相はまり合うような機械の部品の寸法公差を指示する際に「はめあい方式」がよく用いられる。

〇工業製品の高度化、精密化に伴い、製品の各部品にも高い精度や互換性が要求されてきた。したがって図面には、寸法の交差及び幾何交差が指示されていなければならない

〇図面には表題欄、部品欄、あるいは図面明細表が記入される。

〇限界ゲージとは、できあがった品物が図面に指示された公差内にあるかどうかを検査するゲージのことをいう。

〇第三角法の場合は、平面図は正面図の上に、右側面図は正面図の右にというように、見る側と同じ側に描かれる。

〇第一角法の場合は、平面図は正面図の下に、左側面図は正面図の右にというように、見る側とは反対の側に描かれる。

〇対象物内部の見えない形を図示する場合は、対象物をある箇所で切断したと仮定して、切断面の手前を取り除き、その切り口の形状を、外形線によって図示することとすれば、非常にわかりやすい図となる。このような図が断面図である。

〇第三角法と第一角法では、同じ図面でも、違った対象物を表している場合があり、用いた投影法はマーク等で明記する必要がある

〇正面図とは、その対象物に対する情報量が最も多い、いわば図面の主体になるものであって、これを主投影図とする。したがって、ごく簡単なものでは、主投影図だけで充分に用が足りる。

・対象物の投影法には、第一角法、第二角法、第三角法、第四角法がある。

・図面の描き方が、各会社や工場ごとに相違していては、いろいろ混乱が生じるため、日本では製図方式について国家規格を制定し、改訂を加えてきた。

・ISOは、国際標準化機関である。

【構造設計】

・両端がヒンジで圧縮力を受ける細長い棒部材について、オイラー座屈に対する安全性を向上させるためには部材長を短くすることが有効である。

・引張強度の異なる、2つの細長い棒部材を考えるとき、幾何学的形状と縦弾性係数、境界条件が同一とすると、2つの棒部材のオイラーの座屈荷重は等しい。

・許容応力とは「基準強度÷安全率」である。

・構造物は、設定された限界状態に対して設計され、考慮すべき限界状態は複数ある。→終局限界状態,使用限界状態,修復限界状態など

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