下水道2種検定試験の学習に活用していただければと思い作成しました。
問題
消化ガスの組成及び性状
①硫化水素は、無色、腐卵臭がある【A:可燃性・B:不燃性】ガスである。
②二酸化炭素は、無色、無臭、無毒の【A:可燃性・B:不燃性】ガスである。
汚泥消化タンク
③消化方式は、一段消化又は二段消化とし、一段消化は汚泥消化タンクで【A:固液分離・B:生物反応】のみを行う方式である。
④消化方式が二段消化の場合では、二次タンクは【A:固液分離・B: 生物反応】を主目的として設置する。
⑤汚泥消化タンクの形状は円筒形、卵形又は亀甲形とし、底部のこう配はできる限り【A:平たん・B:急こう配】とする。
⑥かくはん装置には機械かくはん式とガスかくはん式があり、高濃度消化方式を採用する場合は、汚泥の粘性が高くなるため、【A:機械かくはん式・B:ガスかくはん式】が望ましい。
嫌気性汚泥消化
⑦中温消化帯における有機物の嫌気性分解に必要な滞留日数は【A:5~10・B:20~30】日程度である。
⑧一般に消化温度は汚泥消化タンクの加温用燃料を消化ガスでほとんど賄える中温消化帯の【A:35・B:50】℃程度とすることが多い。
汚泥焼却炉の排ガス処理
⑨排ガス誘引ファンは、排煙処理塔【A:以前・B:以後】に設置する。
⑩排煙処理塔では、排ガス中の硫黄酸化物及び塩化水素の吸収剤として主に【A:水酸化カルシウム・B:水酸化ナトリウム】を使用する。
答え
①A:可燃性
②B:不燃性
③B:生物反応
④A:固液分離
⑤B:急こう配
⑥A:機械かくはん式
⑦B:20~30
⑧A:35
⑨B:以後
⑩B:水酸化ナトリウム
復習・確認
消化ガスの組成及び性状
①硫化水素は、無色、腐卵臭がある可燃性ガスである。
②二酸化炭素は、無色、無臭、無毒の不燃性ガスである。
汚泥消化タンク
③消化方式は、一段消化又は二段消化とし、一段消化は汚泥消化タンクで固液分離を行わないで生物反応のみを行う方式である。
④消化方式が二段消化の場合では、一次タンクは生物反応、二次タンクは固液分離を主目的として設置する。
⑤汚泥消化タンクの形状は円筒形、卵形又は亀甲形とし、底部のこう配はできる限り急こう配とする。
→汚泥消化タンクの底部に土砂が堆積すると、有効容量が減少し、汚泥の引抜きに支障が生じるため。
⑥かくはん装置には機械かくはん式とガスかくはん式があり、高濃度消化方式を採用する場合は、汚泥の粘性が高くなるため、機械かくはん式が望ましい。
嫌気性汚泥消化
⑦中温消化帯における有機物の嫌気性分解に必要な滞留日数は20~30日程度である。
⑧一般に消化温度は汚泥消化タンクの加温用燃料を消化ガスでほとんど賄える中温消化帯の35℃程度とすることが多い。
汚泥焼却炉の排ガス処理
⑨排ガス誘引ファンは、排煙処理塔以後(煙突の手前)に設置する。
⑩排煙処理塔では、排ガス中の硫黄酸化物及び塩化水素の吸収剤として主に水酸化ナトリウムを使用する。
その他の問題
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皆さんのこれからがより輝くものになりますように。
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