下水道2種検定試験の学習に活用していただければと思い作成しました。
問題
凝集剤添加活性汚泥法
①りんを【A:難分解性・B:難水溶性】の塩として除去するプロセスである。
②【A:有機系高分子凝集剤・B:無機凝集剤】が凝集剤として使用される。
③発生汚泥量は標準活性汚泥法と比べて【A:多く・B:少なく】なる。
④凝集剤添加施設を付加することにより既存の標準活性汚泥法の処理施設への適用が【A:簡単に・B:難しく】なる。
固定化担体を用いた処理法
⑤生物学的窒素除去法に用いられる担体は、最終沈殿池から反応タンクへ再利用【A:される・B:されない】。
⑥固定化担体を用いた生物学的窒素除去法の好気タンクの容量は、担体の硝化速度から始まる流入窒素負荷に対する必要担体量と好気タンクの【A:担体添加率・B:SRT】から決定される。
消毒施設
⑦塩素の注入率は、大腸菌群数が1cm³中【A:3000・B:30000】個以下になるように定めなければならない。
⑧塩素消毒施設の接触タンクにおける接触時間は、塩素注入後【A:10分以内・B:15分以上】を標準とする。
⑨分流式下水道の次亜塩素酸ナトリウム溶液注入装置の容量は、【A:計画時間最大汚水量・B:計画1日最大汚水量】と注入率とによって定める。
⑩次亜塩素酸ナトリウム溶液の貯蔵容量は、平均注入量の【A:2~3・B:7~8】日分とし、貯蔵は、2層以上とするのが望ましい。
答え
①B:難水溶性
②B:無機凝集剤
③A:多く
④A:簡単に
⑤B:されない
⑥A:担体添加率
⑦A:3000
⑧B:15分以上
⑨A:計画時間最大汚水量
⑩B:7~8
復習・確認
凝集剤添加活性汚泥法
①りんを難水溶性の塩として除去するプロセスである。
②ポリ塩化アルミニウム(PAC)、硫酸アルミニウム、塩化第二鉄等の無機凝集剤が凝集剤として使用される。
③発生汚泥量は標準活性汚泥法を比べて多くなる。
④凝集剤添加施設を付加することにより既存の標準活性汚泥法の処理施設へも簡単に適用可能である。
固定化担体を用いた処理法
⑤生物学的窒素除去法に用いられる担体は、最終沈殿池や反応タンクから引き抜かれることはなく、再利用されることはない。
⑥固定化担体を用いた生物学的窒素除去法の好気タンクの容量は、担体の硝化速度から始まる流入窒素負荷に対する必要担体量と好気タンクの担体添加率から決定される。
消毒施設
⑦塩素の注入率は、大腸菌群数が1cm³中3000個以下になるように定めなければならない。
⑧塩素消毒施設の接触タンクにおける接触時間は、塩素注入後、15分以上を標準とする。
⑨分流式下水道の次亜塩素酸ナトリウム溶液注入装置の容量は、計画時間最大汚水量と注入率とによって定める。
⑩次亜塩素酸ナトリウム溶液の貯蔵容量は、平均注入量の7~8日分とし、貯蔵は2層以上とするのが望ましい。
その他の問題
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皆さんの合格の手助けになれば嬉しく思います。
皆さんのこれからがより輝くものになりますように。
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