下水道2種検定試験の学習に活用していただければと思い作成しました。
問題
管きょの更生工法
①自立管に作用する常時の荷重の考え方は、下水道用硬質塩化ビニル管や下水道用強化プラスチック複合管と【A:同様である・B:異なる】。
②複合管は【A:可とう性管・B:剛性管】として構造計算を行う。
③既設管きょより小さな関係で製作された管きょをけん引挿入し、間隙に充填剤を注入することで管を構築する工法は【A:反転工法・B:さや管工法】である。
④硬化性樹脂を含浸させたライナー等を既設管きょ内に引き込み、空気圧等で拡張・密着、硬化させて管を構築する工法は【A:改築推進工法・B:形成工法】である。
⑤既設管きょ内に硬質塩化ビニル材等をかん合させながら製管し、既設管きょとの間隙にモルタルなどを充填することで管を構築する工法は【A:製管工法・B:さや管工法】である。
施工時の安全・衛生管理
⑥施工路線及び【A:上流部・B:下流部】に位置するビルポットやポンプ所等の排水施設について事前に把握しなければならない。
施工管理
⑦複合管の表面部材は屋外で長時間保存することが【A:できる・B:できない】。
鋼くい・鋼矢板の施工に用いる機械
⑧ドロップハンマは、長尺のくいや硬質地盤での施工に【A:適している・B:適していない】。
⑨ディーゼルハンマは、騒音・振動が【A:大きい・B:小さい】。
⑩バイブロハンマは、振動が【A:大きい・B:小さい】。
答え
①A:同様である
②B:剛性管
③B:さや管工法
④B:形成工法
⑤A:製管工法
⑥A:上流部
⑦B:できない
⑧B:適していない
⑨A:大きい
⑩A:大きい
復習・確認
管きょの更生工法
①自立管に作用する常時の荷重の考え方は、下水道用硬質塩化ビニル管や下水道用強化プラスチック複合管と同様である。
②複合管は剛性管として構造計算を行う。
→既設管きょを構造の一部とし、モルタルなどの充填材により一体化するため。
③既設管きょより小さな関係で製作された管きょをけん引挿入し、間隙に充填剤を注入することで管を構築する工法はさや管工法である。
④硬化性樹脂を含浸させたライナー等を既設管きょ内に引き込み、空気圧等で拡張・密着、硬化させて管を構築する工法は形成工法である。
→改築推進工法は、既設管きょよりひとまわり大きい管を外側に抱え込む状態で推進押入し、内側の既設管きょを破砕除去し、管を構築するものである。
⑤既設管きょ内に硬質塩化ビニル材等をかん合させながら製管し、既設管きょとの間隙にモルタルなどを充填することで管を構築する工法は製管工法である。
施工時の安全・衛生管理
⑥施工路線及び上流部に位置するビルポットやポンプ所等の排水施設について事前に把握しなければならない。
施工管理
⑦複合管の表面部材は、紫外線による劣化があるため屋外での長時間保存は避ける。
鋼くい・鋼矢板の施工に用いる機械
⑧ドロップハンマは、打撃エネルギーが小さいため、長尺のくいや硬質地盤での施工には適していない。
⑨ディーゼルハンマは、打撃力が大きく、長尺のくいや硬質地盤での施工が可能であるが、騒音・振動が大きく、油煙が飛散するため適用場所が限定される。
⑩バイブロハンマは、締まった砂層や砂礫層でウォータージェットを併用することもでき、騒音は比較的少ないが、振動が大きいため適用場所が限定される。
その他の問題
※随時更新していきます。
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皆さんの合格の手助けになれば嬉しく思います。
皆さんのこれからがより輝くものになりますように。
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