下水道2種検定試験の学習に活用していただければと思い作成しました。
問題
合流改善対策方法
〇合流改善対策として、雨水滞水池の①【A:設置・B:排除】、遮集量の②【A:増大・縮小】、透水性舗装の施工、スクリーンの目幅③【A:拡大・B:縮小】が挙げられる。
雨水貯留施設
④降ったその場所で、雨水の一時貯留を図り、雨水の流出を抑制するのは、【A:オンサイト・B:オフサイト】貯留施設である。
⑤防災調整池は【A:オンサイト・B:オフサイト】貯留施設である。
⑥各戸貯留は【A:オンサイト・B:オフサイト】貯留施設である。
⑦雨水貯留管は、雨水調整池の建設用地確保が困難な場合、道路下に【A:大口・B:中小口】径管を設置するものである。
標準貫入試験
⑧標準貫入試験の結果により、土の強度あるいは支持力の概算が【A:できる・B:できない】。
⑨標準貫入試験は土のサンプルが採取できて土の判別分類試験に供することが【A:できる・B:できない】。
⑩標準貫入試験の結果からは、砂質土の内部摩擦角や粘性土の粘着力等が推定【A:できる・B:できない】。
答え
①A:設置
②A:増大
③B:縮小
④A:オンサイト
⑤B:オフサイト
⑥A:オンサイト
⑦A:大口
⑧A:できる
⑨A:できる
⑩A:できる
復習・確認
合流改善対策方法
①~③
・合流改善対策として、雨水滞水池の設置、遮集量の増大、透水性舗装の施工、スクリーンの目幅縮小が挙げられる。
→雨水滞水池は、合流式下水道における合流改善対策を目的として、雨天時に雨水吐、ポンプ場から公共用水域に排出される汚濁負荷量の削減を図るために設置される。
→合流式下水道の雨天時越流水をなるべく少なくして、出来る限り降雨時の下水を処理場で処理するために遮集量は増大する必要がある。
→雨水を地下に浸透させて雨水流出量を低減し、地下水の涵養(かんよう)を図るために透水性舗装や浸透ます等は有効である。
→施設機能改善として、ポンプ施設のスクリーンの目幅縮小を行う。
雨水貯留施設
④~⑥
・降ったその場所で、雨水の一時貯留を図り、雨水の流出を抑制するのは、オンサイト貯留施設である。
→オフサイト貯留施設とは、流出した雨水を集水して別の場所で貯留し、比較的大規模に雨水流出を抑制するもの。河川管理者や下水道管理者が管理することが一般的。
→オンサイト貯留は「公園貯留、校庭貯留、広場貯留、駐車場貯留、棟間貯留、各戸貯留、公共施設用地への貯留」が挙げられる。
→オフサイト貯留は「雨水調整池、雨水貯留管、雨水滞水池、多目的遊水池、治水緑地、防災調整池」が挙げられる。
⑦雨水貯留管は、雨水調整池の建設用地確保が困難な場合、道路下に大口径管を設置するものである。
標準貫入試験
⑧標準貫入試験の結果により、土の強度あるいは支持力の概算ができる。
⑨標準貫入試験は土のサンプルが採取できて土の判別分類試験に供することができる。
⑩標準貫入試験の結果からは、砂質土の内部摩擦角や粘性土の粘着力等が推定できる。
その他の問題
※随時更新していきます。
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皆さんの合格の手助けになれば嬉しく思います。
皆さんのこれからがより輝くものになりますように。
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